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内容説明
あの女を殺すっていうのはどうかしら―バーで知り合った美女ジェシカに「今夜はどうしようか?」とたずねたら、いきなりこんな答えが返ってきた。最初は冗談と受け流したウィルだったが、標的になった冴えない女スーザンが誘いに乗って同席してきたことで、事態は歯止めが利かなくなる。スーザンのアパートまでやってきてしまった彼らを待つ驚愕の結末とは…巨匠エド・マクベイン最後の短篇「即興」をはじめ、今回も新人から文豪まで多士済々、賑やかな顔ぶれが勢揃い。ベストセラー作家とミステリ界の重鎮がコンビで贈る傑作アンソロジー。
著者等紹介
トゥロー,スコット[トゥロー,スコット][Turow,Scott]
『推定無罪』などでリーガル・サスペンスのブームを巻き起こした人気作家
ペンズラー,オットー[ペンズラー,オットー][Penzler,Otto]
アンソロジストをはじめ、多方面で活躍しているミステリ界の重鎮である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
bapaksejahtera
15
数年前に何冊か読んだ「ベスト・アメリカン・ミステリ」シリーズ。ポケミスで五百頁を超える大冊だが、一作毎に変化があるので時間は掛るが飽きる事はない。但し21篇の主人公達は皆人生を投げやりにする性格。余り同感できない。CJボックス、ジェフリーディーヴァー、アンドリュークラヴァン、エルモアレナード、エドマクベイン(最後の短編)等馴染の作家の作品は流石に外れはなく堪能した。その他の作家は短編なのに頻繁な切り返しがある等読みにくい物が多かったが、中ではジェイムズ・リー・バークやウェンディ・ホーンズビーは気に入った。2025/09/18
トムトム
13
なかなか意表をつくどんでん返しが多くて面白かった。たくさんお話が載っていて長いので、合間合間に少しずつ♪2019/10/16
うたかたの日々
13
1つ1つの話が短く面白いのだけれど、もう少し読みたいまた、理解不足で悩んでしまう。短い分引き込まれないせいかもしれません。僕にはたまには短編ものも良いかな。2017/06/29
シンドバッド
7
マクベインが、読みたくて購入。その他の、作品も、良いものが、過半数。アメリカンミステリー 長編苦手の人にも、おすすめできます。2014/07/17
真朱
3
ハヤカワミステリの短編集というとなんとなく軽快でひねくれててオチはちょっとビックリ!みたいなものを期待していたのですがこれはそういう内容ではありませんでした。。短編というには長尺な中編に近いものが多く、内容も思ったより重め。タイトルはキュートでしたが内容はちょいダークでした。読むのに時間がかかってしまった。。2017/10/16