Hayakawa pocket mystery books<br> 死せる魂―リーバス警部シリーズ

Hayakawa pocket mystery books
死せる魂―リーバス警部シリーズ

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  • サイズ 新書判/ページ数 513p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150016937
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

過去の亡霊たちが、リーバス警部の周囲に気の重くなるような事件を積み上げている。公園の崖から墜死した同僚刑事、息子が失踪した学生時代の恋人、刑期を終え、ふたたび子供たちの周囲をうろついている性犯罪常習者―そんなさなか、アメリカで連続殺人を犯し、15年の刑期を終えた男オークスが、生まれ故郷のエジンバラへ帰ってきた。奴はまた殺人を繰り返すにちがいない。警察の厳重な監視を嘲笑うかのようにオークスはエジンバラを徘徊する。何のために、何を狙って、この町に戻ってきたのか?オークスもまた過去の亡霊の一人なのか…新世紀の旗手ランキン、待望の最新作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

41
作品のメインテーマは小児性愛犯罪である。カトリック教の総本山でも問題になったが、問題が問題だけに被害者が訴えづらく、かつ被害者が成長して加害者に転じる危険性も秘めている。スコットランドでも聖職者の名のもとに外見上は立派な大人が子供達に対しておぞましい行為を行い、それらが表ざたにされていないこと、そして犯罪者の再犯率が非常に高いことが本作を書いた動機らしい。後者の代表として登場するのが一話限りの登場のオークスだ。リーバスの知人達の周辺に登場しては彼を挑発する大胆不敵な悪役である。2020/08/04

18
何ともムナクソ悪いお話しのスジ。リーバスさん、何とかやってらっしゃるのが救いです。2024/12/29

bapaksejahtera

10
小児性愛やサイコパス連続殺人者の登場という暗鬱なテーマ。これを扱うスコットランドのリーバス警部も十分に暗い上に小説作法も犯罪実行や捜査の手順を順次に追うというのではなく、主人公警部の心象風景を過去の追憶を中心に描く。更には天網恢恢ならざる彼らの神は、告解室に放尿されてビビってしまい、悪漢は楽々網をくぐる有様。新書二段組500ページという大部であるから、余程馴染みの読者でなければついていけない。その読者が私である。本作は未訳のものも含めて10作目。あと11作以上あるというのだから、暫く通読は休む気になった。2021/09/02

Ayah Book

8
とても面白かった。リーバスがかなりやらかす。けれど、さほど反省せず堂々としているところが面白い。高校時代のエピソードもかなり良い。ケアリー・オークスの不気味さ、過去にとらわれる哀しさ。『死せる魂』っていうタイトルが痺れる。2018/07/06

zushhy

8
刑事退職後のリーバスの新刊をみつけたので、既刊の読み残しを。お馴染みの悪役ではなく、アメリカで服役した連続殺人犯がエジンバラに帰ってくる話がメインストーリー。読み始めると、やめられない。この悪党より、リーバスが嫌がらせした元ペド犯罪者のダレンの造形に心を揺さぶられた。2015/07/29

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