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内容説明
「関係者諸君、おれはついに帰ってきた。さっそく2人殺したが、おれはけっしてつかまらない」70年以上も前、斧を使って残虐な殺人を重ね、ニューオリンズの街を震撼させたアックスマン。その悪名高き殺人犯の名をかたった大胆な犯行声明に、刑事たちはいっせいに色めき立った。折りしも殺人事件が2件起きたばかりで、いずれの現場にもアックスマンの頭文字Aが書き残されていた。特別捜査班の一員に抜摺された新米の女刑事スキップ・ラングドンは、被害者の2人が依存症の自主治療会に参加していたことを知る。はたして犯人はメンバーの1人なのか。さまざまな過去を持つ人々が織りなす複雑な人間関係から、スキップが見出した意外な真相とは。前作『ニューオリンズの葬送』でアメリカ探偵作家クラブ賞を受賞した著者が、エキゾチックな古都に秘められた悲劇を情感豊かに描きだすシリーズ第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sugi Takahiro
3
過去の猟奇殺人事件、アックスマンによる犯行をなぞったような殺人が起こる。容疑者は何か(アルコール、セックス、他人、食べ物…)に依存している人の集いに出ている誰かに絞られる。 倒錯した人間関係や内面が絡み合って、誰もが怪しい展開になる。 場面の切り替わりが突然割り込んできて読み手に伝わりづらい。警察ものではあるものの、スリリングな展開はあまりなかった。2016/01/17
shiaruvy
1
【1995.07.31 初版】 ポケミス1624番2017/08/30
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
1
1998年6月29日、
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