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内容説明
よく手入れされた芝生、ピカピカに磨きあげられた窓―中流階級の住宅地スミシーズ・ロウムに引っ越してきたパージェター夫人の第一印象は、その息苦しいまでのこぎれいさだった。何かがおかしいとパージェター夫人が最初に感じたのは、夫人の家の先住者テレサ・コットンが偽の転居先を残して自ら姿をくらましたとわかったときだった。手がかりを求めてスミシーズ・ロウムの主婦たちに探りを入れてまわるパージェター夫人は、徐々に、レースのカーテンの陰に潜む各家庭のさまざまな秘密を探りだしていった。そして、ついに死体が発見された…!人生をエンジョイする陽気な未亡人パージェター夫人の推理が冴える、現代イギリス・ミステリの好篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koo
3
パージェターシリーズ2作目、1作目と基本フォーマットは一緒ですね、引っ越し先で不審な点を嗅ぎつけるミセスパージェター、直接の利害関係もないのにかつての夫の部下たちの助けをかりながらの独自捜査をするわけですが相変わらずチームパージェターが強力過ぎですね(笑)そして今作品は真犯人指摘の部分が伏線はあるにしても罠を仕掛け犯人を炙り出して判明というスタイルなのがちょっと不満でした。軽妙なスタイル、ストーリー進行は気に入ったので気にせずシリーズを完走したいと思います(笑)2022/06/06
Kitinotomodati
2
小さなコミュニティで起こった事件。典型的なコージーミステリ。主人公と夫故パージェター氏のかつての部下(それぞれ有能)のやりとりが楽しい。彼らの協力なバックアップがあるから、のこのこ首を突っ込んでいける。2020/01/21
司
1
前回は老人専用ホテルでの事件を解決した老婦人が、今度は中流の住宅街に引っ越してまたまた事件を解決する。正しいコージーミステリ。2011/11/02
kanamori
0
☆☆☆2013/03/18