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内容説明
エイズに感染したホモセクシュアルの男たちが、次々と何者かに刺殺される―刺殺死体が保険調査員ディヴ・ブランドステッターの自宅で見つかったドリュー・ドッジも、そのショッキングな連続殺人事件の犠姓者の一人と思われた。だが、ドッジの死体の傍になぜか自分の名刺が置かてれいたことが気になったデイヴは、調査を開始した。ドッジは、その陽気であけっぴろげな人柄ゆえか、出資者に恵まれ、土地開発事業団を主宰していた。だが、病に倒れてからは資金繰りに苦労し、また、何者かの影に怯えていたという。ドッジ殺しは、連続殺人の一環なのか、それとも、彼の事業が絡んだ単独の事件なのか?デイヴは他の刺殺事件にも調査の手を伸ばし始めたが、次に狙われたのはデイヴ本人だった…!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黎
3
デイブ・ブランドステッターシリーズ9作目。第一作からおよそ20年ほどの年月が流れ、40代半ばだったデイブは今や60代のゲイの保険調査員。恋人関係にあったセシルは思わぬことから離れ(恋愛が解消したわけではない)出張から帰ってみれば自邸の庭には刺殺死体が!ゲイたちへの温かい目はかわらないが今作ではずばりエイズに直面するゲイ社会がテーマ。老境に入ってステディな恋人がいる今、社会的地位&経済的な安定も得てやや傍観者のデイブも若者たちの無軌道や不安や情熱を決して否定するものではない。根本は愛を求めるマイノリティであ2013/03/06
ないか
2
相変わらず格好いいデイブと痴話喧嘩したり、17歳の盲目の少女と恋の鞘当てしたり。事件以外が濃かったイメージ。エイズに関する目とか、周囲の反応ってほんとにこんな感じなんだろうなぁと思った。それにしても、主要人物しか頭に入らなくて、カタカナは困るな…2013/05/10
canabi
0
44−20142014/07/01
(^-^)v
0
(T_T)2011/12/02