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内容説明
数あるアンソロジーの中でも、第一線で活躍する作家の書き下ろし作品を収録した年刊短篇集『イギリス・ミステリ傑作選』(ハヤカワ・ミステリ文庫刊)は、ひときわ異彩を放っている。本書は、この企画の生みの親ハーディングが自らの引退を機に同短篇集から名篇を選んだベスト集。かの国のミステリ界の動向と高水準を如実に示すアンソロジーの決定版と言える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
timeturner
3
クリスピンやクリスティーの名前があったので、おっとりした愉しいミステリーを期待したのだが、登場人物と一緒に読者も追い詰めていくような、イヤミスに近い味わいの作品が多かった。2019/12/08
がんもどき
0
88年に出た13の短編ミステリ集。これを読むとミステリは何も死体があって犯人がいて…というふうでなくていいんだなと思わせる本だった。「君が執筆で忙しいのは~」「この家に祝福あれ」「バルマー氏の金の鯉」「ファニー-望楼」「死は大草原の中に」「特種」が定石を外していてなおかつ面白かったと思う。2021/06/09