Ｈａｙａｋａｗａ ｐｏｃｋｅｔ ｍｙｓｔｅｒｙ ｂｏｏｋｓ 楽勝

ジョイス・ポーター/小倉多加志

早川書房（1979/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 203p／高さ 19cm
• 商品コード 9784150013363
• NDC分類 933

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[bapaksejahtera]

シリーズ最後から2作目。流石にドーヴァーも居心地の悪さを感じて民間会社への転出を夢見て薬品製造会社への採用依頼書を取寄せる。マグレガーも期待して暫くはドーヴァーに協力的になる。今回はロンドンから遠く離れた北部の町。アッパーミドルが住む小さな一角での殺人事件。被害者は住人とは繋がりがあるとは思えぬ擦れっ枯らしの娘っ子でしかも妊娠している。地元の警察は早速警視庁に協力を依頼し、ハズレ籤のドーヴァーがやってくるお決まりパターン。今回は主人公も意欲的で、運も手伝い終局に至る。例によってやや曖昧な決着ではあったが。

2022/10/17

[abk1]

この救われない真相の物語を女性作家が書いたとは驚きだ、、、。

2020/07/27

[MIRACLE]

ロンドン警視庁きっての迷惑警部のドーバーが、いつものごとく悪態をつきながら、田舎の高級住宅地でおきた殺人事件を解決に導いていく様を描いた毒舌推理小説。本書の訳者は、英語のストマックを「お腹」ではなく、「胃」と訳しているらしく、ドーバーが下痢で苦しむ様が、今ひとつ伝わってこない。

2018/04/22

[kanamori]

☆☆★

2013/03/17