Hayakawa pocket mystery books<br> ママは何でも知っている

Hayakawa pocket mystery books
ママは何でも知っている

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150012878
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロユキ

22
いわゆる『安楽椅子探偵』といわれる本作で探偵役を務めるのは、料理が上手なママ。そして事件の情報を持ち込むのは、ニューヨーク市警察の殺人課の刑事である息子、デイビッド。そして息子の嫁である女子大卒のシャーリイも加えての夕食会で話は進むのだが…。アームチェア・ディテクティブものとしても、もちろん面白いが、ママと嫁が会話をしていて険悪なムードになりそうなときに会話に割って入り軌道修正をする息子。そんな食卓のシーンが微笑ましい…。2013/04/14

jima

16
FM yokohamaの「北村浩子のbooks A to Z」で紹介されたのを聞き、興味を持ち、読んでみた。「安楽椅子探偵もの」という言葉も初めて知った。事件のあらましを聞いたママが食卓で事件をすべて解決してしまう。変に難解にゆがめたりせず、ワンパターンでありながら、なるほどと納得させていく展開が心地良かった。2013/03/25

ぶんぶん

13
【図書館】 「九マイルは遠すぎる」「退職刑事」と来て、ブロンクスのママを思い出した。 早速、図書館に予約した。 時を置かず手元に来た。 懐かしい一気に「あの時代」に戻ってしまった。 現職の殺人課の刑事である息子のディビットと妻のシャーリーは毎週金曜日、ママとの食事を楽しみにしていた。 というのは、ロースト・チキンの味もそうだが、殺人事件の謎解きをしてもらうのが常だったから・・・ 愛すべき日常の疑問に明快に答えを出すママ、その溢れんばかりの愛情と推理に、やっぱり良いなぁ。 安楽椅子探偵の古典に乾杯!2015/12/03

ふう

13
最初から「ブロンクスのママ」だって言ってるのに、なぜか勝手にアッパーイーストサイドでクッキー焼いてる姿をイメージ(実際はブロンクスでローストチキン…結構な違い)。なので想像以上に肝っ玉母ちゃんだったが、とにかくどのお話も素晴らしい! 登場人物は刑事の息子とその嫁(大卒)と、彼らがママとくっつけたがってる上司の警部のみ。どんな難しい事件でも、自分の身近な人間関係に置き換え、論理的にいとも簡単に謎を解くママ…最高。古さを感じさせない好短篇集。2015/06/09

ごへいもち

12
どうして魅力を感じないのかというとやはり風景かな。2012/08/10

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