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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けいちゃっぷ
12
「鳥」をTVの映画劇場で見たのはずいぶん昔になるが、ところどころは覚えている。 原作は海辺の貧しそうな一家の物語だが、それが至って緊迫感を醸している。 「瞬間の破片」は女主人公が異常な状況にも関わらず「自分の常識」を振り回して苦笑しつつもいらつく。 「動機なし」は、これほど幸福な夫婦はいないと周りからは思われていた若奥さんが謎の拳銃自殺。 そうなのだよ、真相や秘密を暴くだけが正義ではないのだ。 バリエーション豊かな短篇集でしたが、もしかして創元辺りでも読めるかも。 169ページ 2015/02/13
あず
1
古本屋で見つけた微レア本 ヒッチコックで映画化された表題の鳥を含む短編3作 鳥は映画とは内容がかなり違うがこちらのが容赦ない感じが怖い 瞬間の破片は結局どうなの?と謎が残りました 動機なしは真実がわかった先の結末が素晴らしい作品でした 次はレベッカでも探そう2012/08/12
kzm
0
映画は原作とかなり違った。どれもミステリー、サスペンス色が強く一気に読んだ。2020/07/18