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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
madhatter
1
再読。前巻より作品構成が複雑化し、レイスンは正しい犯人に辿り着けても、そこまでの過程が事実からずれている作品が幾つかある。それが更に皮肉な味わいを醸し出していて、面白い。なお、自分でも人としてどうかと思うが、殺人が起こり、犯人が逮捕されずに終わるタイプの作品を読んで「ああよかった」と感じることがある。本書唯一の非迷宮課もの「猫と老嬢」がこのパターンで、犯人に拍手を贈りたい程だった。2011/11/20
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トリックはともかく,人間描写が独特で,少し読みにくいが慣れると面白い。調子っぱずれの警部があらぬ方向から殺人者を追い詰める図式が楽しい。2022/05/02