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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
21
負傷により、田舎へ療養を命じられた刑事。凶悪犯を担当してきた彼にとって平和な田舎での療養は退屈極まるものかと思っていた。ところがその田舎でヤンキー・ドードーを謳いながら人を殺していく者が現れたことで穏やか且つ退屈な療養生活は一変することになる。アイリッシュお得意の息を呑むサスペンスと哀愁漂う結末とロマンスもしっかり、ありますが殺人を犯すようになった理由とあの人の言葉が遣る瀬無さすぎます・・・。2013/09/05
青沼ガラシャ
2
アイリッシュにしては珍しく本格推理路線。大好きなハメットの『血の収穫』同様、主人公がド田舎に来た途端、次から次へと殺人事件が起きるのが楽しい。自警団を率いる村人のパニック描写やラストのサスペンスの大盛り上がりに大満足。アイリッシュらしからぬドライな作風でレビューを検索すると否定的なものも目につくけど、個人的に偏愛したい一作。2021/04/14
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