Hayakawa pocket mystery books<br> コナン・ドイル

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Hayakawa pocket mystery books
コナン・ドイル

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  • サイズ 新書判/ページ数 494p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784150004606
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0298

内容説明

密室ものの王者ジョン・ディクスン・カーは、2年間、ほかの仕事をいっさい絶ち、本書の執筆にうちこんだ。1930年にアーサー・コナン・ドイル卿がこの世を去ったとき自宅に残されていた備忘録、手紙、日記、新聞・雑誌の切抜きなどを徹底的に調べあげ、それらの資料をもとに、冷徹な眼と、明るく軽妙で機知に富んだ筆致で、熱血漢ドイルの波瀾と冒険にみちた生涯を敬愛の念をこめて描きだしたのである。これこそまさにコナン・ドイル伝の決定版といえよう。

目次

祖先伝来のもの―金色の獅子
勉学―かくれた教師たち
冒険―困苦の味
医業―シルクハットの紳士。内職原稿
幻滅―うすれゆく夢
日の出―推理の凱歌
悲劇―「運命がもたらすものは受けとらなくてはならない」
流転―ナポレオンの部下たち、そして狂信者たち
ロマンス―ジーン・レッキー
警告―草原にひびくラッパ
ヴィクトリア朝―一時代の終焉
名誉―「そのような陳述は虚偽であると信じる」
ジレンマ―爵位の辞退とその顛末
模索―全世界への懐疑
探偵―大ワーリー事件
田園生活―幕間狂言にいろどられたウィンドルシャムの生活
幻想曲―スポーツ、顎鬚、殺人
暗影―危険の訪れ
王者の旅―最盛期
混沌―だが暗中模索は終わる
十字軍―最後の戦い
新生

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AR読書記録

5
コナン・ドイルといえばシャーロック・ホームズの作者で心霊学にはまってた人、という認識しかなかったので、こんなバイタリティや冒険心、正義感に溢れたマッチョマンであったとは、と大変興味深く読んだ。あ、この場合のマッチョは、かなりよい意味で、つまり強さを目指し、維持し、そしてその力は弱きを助けるためにこそ使われるという(逆に悪しきマッチョは、己の力を誇示し弱きを蔑むこととして現れる、とおもう)。その“真相”を見通す眼は小説のなかだけでなく、複雑な国際情勢も含めた世界をも貫いていた。超人。2015/07/10

アルクシ・ガイ

3
コナン・ドイルが歴史小説「も」書いたことは知っていたが、当時好評をはくしたことは知らなかった。ワーリー事件について。現代の日本でも冤罪が晴らされることは稀にある。でも別に、名探偵が名推理をした結果ではない。当時のイギリスだって同様だろう。事実を集めれば、どんな凡人の目にも真理は明らかだ。重要なのはただひとつ。「誰が」集めたか、だ。2017/11/20

六塚光

2
丸善ジュンク堂限定復刊とかで購入。昔買いそびれたのでありがてえありがてえ。ドイルの社会改革家的側面について紙幅が多く割かれていて非常によかった。一方で心霊学関連の描写は結構控えめ。ドイルの影の面については随分省略している感もある。ただグリーンによるカー評伝「奇跡を解く男」によると、アドリアンがなかなか難儀な人物らしく、父の名誉に関わる部分について結構干渉したとか書いてあったので仕方ないのかも。というか「奇跡を解く男」を読んでおくとより楽しめると思う。2014/04/27

**くま**

2
カーによるコナン・ドイル伝記。あくまで伝記なのでドイルファンではないカーファンが読んでもつまらないかも。ドイルとカーには共通した点が非常に多かったこと、だからこそカーがドイルに親しみを感じ憧れていたのだろうということは読んでいて強く感じられます。また、ドイル作品に対する考察はさすがミステリの巨匠、鋭いです。歴史マニアのカーなので戦争、政治、歴史の語りは力入ってます。ドイルはルックスはワトスン、中身はホームズだったのですね。実は恋愛体質だったり実際の事件で探偵のように活躍していたり・・・驚きが多かったです。2014/04/08

kinka

1
限定復刊に釣られて。値段見てレジ行くのぎりぎりまで躊躇ったけど買って良かった。ドイルの精力的で信念に満ちた生涯が活写されている。そして滲み出るカーのドイルヲタぶりも面白い。ガチヲタの重たい愛を感じる。2014/08/16

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