Ｈａｙａｋａｗａ ｐｏｃｋｅｔ ｍｙｓｔｅｒｙ ｂｏｏｋｓ エレヴェーター殺人事件

ジョン・ロード/カーター・ディクソン

早川書房（1997/04発売）

• サイズ B40判／ページ数 230p／高さ 19cm
• 商品コード 9784150003906
• NDC分類 933
• Cコード C0297

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ホームズ]

ディクスン・カーとジョン・ロードの共作。密室のアイディアにつまったからの共作って話ですが（笑）とりあえず読みやすいのは良いですね（笑）ただ話の展開はそんなに驚きがあったりする感じではなく探偵役の２人が頑張ってる感じでしたね（笑）エレヴェーター内のトリックは凝っていたんですが犯人に意外性がないのが少し残念でしたね（笑）とりあえず楽しめたからいいかな（笑）

2010/11/11

[二葉]

十年ぶりの再読。ロードの翻訳は相変わらずなかなか出ないですね。ロラックやマクロイの翻訳が出るようになったので創元にロードも出してもらいたい気がします…共作扱いだけど、トリックのアイディア以外は、カーが一人で書いたみたいですね。

2014/11/24

[＊＊くま＊＊]

カーがジョン・ロードという探偵作家と合作したもの。タイトルからもわかる通り、ガチガチの本格ミステリで、推理過程も難しくて、しかも機械的トリックの話がほとんどなんですよ～。気楽に雰囲気や物語を楽しむ感じではまったくなく、かなり推理漬けで頭を酷使するミステリ。最初のほうはコミカルで軽いタッチなのですが、途中からは推理オンリーと言っても過言ではない。カーの作品でこういうのは珍しいですね。笑いも微妙だったかも、Ｈ・Ｍが出てたら楽しめたかな？　理系でミステリ大好きな方ならいけそうですが、私にはちょっと難しすぎ。

2014/05/21

[みい⇔みさまる＠この世の悪であれ]

☆×4.0…なんと｢共作｣ときています。そのせいか人物の残酷さはほぼ皆無に近いです。ただし、探偵役の二人は若干相手を出し抜こうと必死ではありますが…今回はそんなに犯人には意外性はありません。あるといえばある、ないといえばないという個人差が強い作品になっています。魅力的なのはそのトリック。密室下であのような仕掛けが施されているとは思わないことでしょう。読みやすさでは輝いています。

2010/08/20

[ホームズ]

カーとジョン・ロードの合作。密室のアイディアに詰まったカーが助けを求めたらしいけど

2008/03/05