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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
7
犯人当てという感じではなく徐々に犯人を追い詰めていく感じが面白かったですね(笑)引退した探偵リングローズの捜査方法が若干無茶な気もしましたが(笑)全体としてはシンプルな感じで楽しめました(笑)『赤毛のレドメイン』の評価が高いのは理解できないけどこれは面白いですね(笑)2011/02/27
Booske40
3
犯人との心理戦が続くなか、読者のみんなが気になっている最初の謎。あと数ページで終わっちゃう。まさかひょっとしてこの件はスルー?と思わせて、最後の最後に真相があきらかに。さすがフィルボッツです。2020/09/05
しろ
3
☆6 犯人がわかっていて、その犯人を巧みに追い詰めていくのがなかなか緊迫感があってよかった。過去の事件を掘り返すものなので最初はわかりづらかったけど、読み終わってみるといい展開だった。特に導入部の闇からの不気味な声と、最後にわかる`ある意味`黒幕の正体がよかった。2010/05/25
AR読書記録
2
探偵君の出来がよすぎて謎解きにも手に汗にぎる頭脳戦ともならず、力強い(が単調な)歩調でずいずいと悪を追い詰めていくのを見守る系ミステリー。安心して読めるっちゃあ読めるがね。そして最後の“黒幕”登場によりものの見事な着地が決まったとは思うがね。“正義はどこまで正義なのか”ってところに、本筋とは関係なく意識が向いてしまったりもする展開ではある。ところで、文中でポーと並ぶ怪奇小説家として名前が挙げられている「サルヴェター・ローザ」とは何者だろう。せめて綴りを知りたし。2014/07/11
トビオ
0
井上良夫訳2025/03/06