出版社内容情報
謎の多い人生の軌跡と、そこから生み出された豊かな作品を、じっくり、深く、味わう。
杜甫の作品と共に人口に膾炙し、また最高の評価を得てきた李白の詩を、その人生に沿って1年にわたり取り上げるラジオ番組の前期テキスト。講師は中国唐代詩、なかでも李白と杜甫研究の第一人者で専修大学名誉教授の松原朗さん。李白の人生に迫りながら、その作品を味わってゆく。
奔放な詩風で知られる李白は、25歳の頃、長江を下り中国各地を放浪、42歳頃に玄宗皇帝に仕えたが、わずか2年後には宮廷を去り、再度の放浪生活に入る。その後は廬山に隠棲し、61歳でこの世を去った。
前期では、15歳から詩作を始め、故郷を離れ、成都、峨眉山を経て舟にて渝州(重慶市)に至る放浪時代、さらに宮廷文人となるまでの経緯と作品を解説する。取り上げる作品は「黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る」「将進酒」「秋浦歌」「山中問答」「月下独酌」など。
【目次】
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