出版社内容情報
秋から冬へと季節が移ろうなか、李白、白居易、蘇轍、韋応物、王維、杜牧、陸游といった詩人たちが、自然の変化や人びとの営み、節句や祭りに材を取り、去来する哀感や郷愁、待たれる春への想いなどをこめた、趣深い作品を鑑賞する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
圓(まどか)🐦@多忙のためほぼ休止中
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このテキストがなければ人生において知ることができた漢詩は教科書掲載と平安までの古典文学で引用された有名どころぐらいだったか。時代的には満遍なく収録されてはいるけれど、分量としては唐代とそれに続く宋代の詩がどうしても他の時代よりも圧倒する。個人的には版図は他の王朝に比べると脆弱だった北宋、南宋時代のものが自分にはいつも身近に感じられる詩が多いです。2025/03/29
人生惟有読書好
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NHKカルチャーラジオテキストです。日本の風習だと思っていたものが、実は漢詩時代からの風習だったと知ったものがいくつかありました。2025/03/29
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