NHKシリーズ NHKカルチャーラジオ 2023年4月~9月
漢詩をよむ 人生をたたえる詩 - 詩人たちはいかに生きたか

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784149110714
  • NDC分類 921
  • Cコード C9498

出版社内容情報

逆境にあっても前向きな姿を貫いた詩人たちの生きかた

封建社会の中国では家柄によって身分が定まり、仕官しても政治闘争や派閥争いなどにより、詩人たちの運命は翻弄され自由な発言や行動ができない状況にあった。この時代の詩人たちは、そのような世の中を疎み社会から遠ざかる自由な生き方に憧れを抱くようになり、一見姑息に見えるこの処世法が詩人たちの理想になっていく。
2023年度講座の前半・4-9月は、隠棲生活の中から前向きに生きる喜びを詠った名詩の数々を紹介する。李白「春日、酔いより起きて志を言う」、孟浩然「洛より越に之く」、杜甫「貧交行」ほか。
番組の漢詩朗読:加賀美幸子(元NHKアナウンサー)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

圓(まどか)🐦@多忙のためほぼ休止中

6
副題「人生をたたえる詩」。魏の曹操から南宋時代まで。唐代を中心に当時の「詩人」たちの人生を大きく左右した科挙制度に関する詩が一番切実感が強く心に残る(他人生の節目節目の悲喜こもごも、家族への思い、友情、老いなど)。いつものことだけれど膨大な漢詩の中からテーマに沿ってここまで厳選された詩を集約されたテキストは毎回完成度が高いです。2023/09/30

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