NHKシリーズ
真田丸 - NHK大河ドラマ歴史ハンドブック

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784149109305
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C9421

出版社内容情報

戦国時代最後の名将が生きた時代を
詳細に解説

信濃の一領主にすぎなかった真田家の昌幸・信繁・信幸(之)らが、戦略と武力で戦国の乱世をどう生きぬいたのかをわかりやすく解説。大坂の陣において後の世に語り継がれる戦国最強の砦“真田丸”の戦いを、新説を踏まえ詳しく紹介する。さらに、舞台地や関係人物事典・年表など、大河ドラマ『真田丸』の時代の全てがわかる一冊。特別寄稿『万城目学と歩く「真田丸跡」』。

[内容]
万城目学と歩く「真田丸」城
クロニック「真田六文銭」戦記 丸島和洋
大坂城と大坂の陣 跡部信
軍事考証 大坂の陣と真田丸 大山格
真田丸人物ガイド 
史跡ガイド
時代考証担当者が語る「真田丸」と戦国史研究の接点  平山優・黒田基樹・丸島和洋
など

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

憲法記念日そっくりおじさん・寺9条

65
NHKが大河ドラマの歴史ハンドブックを出す様になって久しい。今年のものはなんと万城目学が登場。真田丸の跡を回って大阪城の学芸員と対談する。数ページしかないというのもあるが、そんなに大した記事ではない(失礼_(._.)_)。面白かったのは時代考証の一人、丸島和洋の真田戦記。今年の時代考証は丸島、平山優、黒田基樹の三人なのだが、みんな気鋭の研究家であるのが嬉しい。三人の鼎談が面白い。平山優は普段は高校教諭だそうだ。その仕事だけでも忙しいだろうに、考証の仕事、数々の執筆はさらに多忙極まるだろう。悪くない一冊。2016/03/10

こたろう

20
歴史的な流れから人物ガイドまで、コンパクトにまとめられていていいお勉強に。特にドラマの時代考証担当のお三方による話は、プロの世界を垣間見たようで面白かったです。期待大の今年の大河、ますます楽しみになりました!2016/01/12

なつきネコ

8
大河真田丸がどれだけ、頑張っているかを証明するために出された一冊。三人の時代考証家の鼎談は楽しめた。最近の研究を取り入れている事がよくわかった。国衆の存在と在り方など、天正壬午の乱が補完されわかりやすくなった。普通に苛められるだけの農民像を捨てたのはなかなかの英断。真田丸の時代考証は頑張っていたんだな。軍師官兵衛はかなり時代考証をエグかった事を比べればなかなか。真田の赤備えやフリントロック式銃は無茶だと思うが、三谷さんもはちゃけちゃったんだろうな。さらに、真田家系が昌幸以外にいろいろあったのは驚いた。2016/12/21

hr

4
万城目学が冒頭に登場していて、それだけで買ってしまったが、衝動的に買ったにしては面白く読めた。真田松代藩の子孫(慶應大の教員)のインタビュー、大河ドラマの時代考証を担当する方々の座談会など、読みごたえがある企画が多い。真田に所縁のある所に行きたくなった。今度大阪に行った時には、万城目さんが歩いた所に足を運んでみよう。2016/01/16

akapon

4
2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』の背景となる歴史的事象を簡潔に解説したハンドブック。トピック毎にまとめられた解説や人物・史跡ガイドも収録されており予備知識を仕入れるのにうってつけだと思った。最新の知見が反映されているので勉強にもなった。時代考証を担当する歴史学者三人の座談会では時代考証の役割やドラマ中における史実の取り扱われ方が語られておりドラマがどういう方向を目指そうとしているのかが判るのが面白い。2015/12/30

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