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教養・文化シリーズ
故宮 - 流転の名品を知る美を見極める

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  • サイズ A5判/ページ数 126p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784144072024
  • NDC分類 702.22
  • Cコード C9470

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

15
人と熊というのが可愛い。 書もいい。図画も多く、解説が良くて分かりやすい。2018/09/01

12
白菜と豚の角煮もだけど、雕象牙透花雲龍紋套球(ちょうぞうげとうかうんりゅうもんとうきゅう)の作り方等について、詳しく載ってたのがありがたかった。当時最先端の地動説を具象化したものとの説もあるそうで、最先端の技術である旋盤を用いて、象牙の球の中に象牙の球を形作り、21球がマトリョーシカみたいになってて、しかも透かし彫りが施されてる。すごいよなあ…。2018/04/08

まげりん

5
来月台湾に行くのに故宮には行けないので、せめて行ったつもりになろうと借りてきた。たまらん。初めて見たときも感激したが、鑑賞の仕方を教えてもらうとさらに面白い。特に宝探しのような絵画。見たいもう一度じっくり見たい。翠玉白菜は当然美しいが、肉形石に釘付け。いろんな器は、母と「なによそう?」「ところてん!」と見た思い出が蘇る。ああ、やっぱり行きたい〜(;_;)2014/11/12

黒豆

4
故宮博物院の絵画、書、陶磁器、工芸の名品解説書。一度見学したことがあるが、あらためて本解説書を読むと、絵画の緻密さ遠近感、陶磁器の文様や絵、工芸品の技巧、ほぼ素通りした書のふるえ、などなどこの本を片手にもう一度行きたくなる一冊。2014/11/22

めぐみこ

1
故宮の至宝のコレクションについて、4人の専門家が解説。歴代王朝の皇帝たちが優れた逸品を収集したのが、単なる道楽でなかったと初めて知った。王朝としての義務だったのだ。「歴代の宝物を保持尊重することによって、王朝そのものの正当性が天下に認識される」という発想なのか。目から鱗。そういった思想を知ると、4000年の歴史を継承してきた故宮文物の凄さがよく判る。2019/03/22

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