出版社内容情報
「縁起物ってなんだろう?」そんな疑問から、”見えない世界”の扉が開く!
一年の中で恐らく多くの人が、神社仏閣を訪れる機会が最も多く、“神様”について考えたり、ごく自然と”祈り“の行為を行ったりする、それが年末年始。そして訪れた先で授与されている、お札やお守り、それぞれの社寺に所縁の深い事物をモチーフとした飾り物などを自宅に持ち帰ることで、何か良いことが起きるのではないか?自分を護ってもらえる気がする、といったまさに「縁起が良い状態になる」という共通の感覚を抱く。そんなプリミティブな感覚について、しみじみと立ち止まり、深掘りしてみよう!というのが本講座・テキストのねらいだ。
とはいえ、ただ単に日本各地にある縁起物を紹介するに留まるものではない。「なぜ縁起物がほしいのか」という、いにしえから脈々と受け継がれる人間の本能と、その思いが創り出す壮大なストーリーが結実したものが「縁起物」であるという民俗学的な観点から、身近にあるさまざまな「縁起物」の“正体”とも言うべきものを紹介する、まさにこの時期にぴったりな一冊。2025年を迎えるにあたり、ぜひ知っておきたい“見えない力”を生み出す8つの「縁起物」にまつわる興味深いヒストリーは、初詣に行く、意味や気持ちに間違いなく大きな影響を与えてくれるはず!
【紹介する8つの縁起物】
#1 ふしぎな招き猫
#2 きつねとたぬき
#3 服を集める熊手
#4 神を迎える正月飾り
#5 パワーMAX・へび
#6 宝船と七福神
#7 海から来たえびす様
#8 神との交信・絵馬
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
29
新刊コーナーより。こういうフォークアート、大好きです。どの縁起物も素敵だったんですが、不思議なのは行ったことがないのに蛇窪神社様の「みいさん」がうちにあることでしょうか。誰かからいただいたのかなあ?2025/01/25
Go Extreme
1
信仰と文化:招福猫児 稲荷信仰 豪徳寺 伏見稲荷大社 猫神様 商売繁盛 祭り 参拝 縁起物 幸運祈願 伝統信仰 招き猫の歴史:明治時代 伝説 日記記録 豪徳寺の猫 地域信仰 農業と猫 福を呼ぶ象徴 猫の神秘性 商業文化 文化的背景 現代の招き猫文化:祀り 文化的価値 多様性 展示 個人の選択 幸運アイテム 信者の実践 稲荷信仰の象徴:稲荷大神 五穀の神 狐 狸 神道 神秘的な力 商業守護 農業守護 地域社会 経済発展 霊的存在 信仰の影響:願掛け 伝統行事 繁栄祈願 精神的支え 地域発展 信仰継承2025/03/04
-
- 和書
- 時間は存在しない