感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かわうそ
19
書道教室に通っていたことがある。毛筆が好きで、かなり順調に昇級をしていったのだが、もったいないことに「らくがき」と「わるふざけ」を止むに止まれぬお年頃であったこともあり、先生によく怒られていた。結局教室は辞めてしまったのだが、基礎を学べたことはとても良かったと思う。本書に登場する書は、秀吉や細川氏、樋口一葉などそうそうたる顔ぶれの方々のお手紙など、貴重なものばかり。細かく解説がついているが、ぱっと見の感想は「読めん」のみ。しかし、文字を追うのでなく、雰囲気や線と間の美として見るならば、学ぶものが多かった。2015/10/25
Noelle
0
たまたま、Eテレで番組を見て、面白いアプローチが気になり購入。内容的には番組分だけで十分だったけど、せっかくの書をゆっくり眺めるには、やはり紙媒体がありがたい。無理に" 女と男の〜"と謳わなくても、とは思ったが、夫婦、母子、師弟とそれぞれの書の味わいの違い。女手、男手、草仮名、遊ぶ字、書に現れるそれぞれの人となり。古典の書を臨書するのではなく、各時代の個人の手を臨書するなんて、面白いですね。見るだけでなく、臨書することで見えてくるものがあるってことなんでしょうね。やってみようかしら?2016/02/19
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