100分de名著 〈2016年8月〉 - NHKテキスト カント永遠平和のために 萱野稔人

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  • サイズ A5判/ページ数 95p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784142230655
  • NDC分類 028
  • Cコード C9498

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tsubomi

6
2022.04.13-06.25:カントというと『純粋理性批判』や『実践理性批判』で知られるドイツの哲学者。学校で習った「天上の星の輝きと我が心の内なる道徳律」という言葉が今も記憶に残っています。そのカントが提唱した国際平和の理念とルールが『永遠平和のために』。小さな国が多数集まって話しあうのが大きな国を一つ作るよりもいい、そのほうが多様な文化や価値観を守ることができる、という観点でのちの国際連合を作るときに参考にされたとか。人間の本性は邪悪であるという発想から出た平和を希求する心。目から鱗の名著でした。2022/06/25

イリエ

5
萱野さんが横で話してくれているように感じるテキストです。わかりやすかったです。原作は途中で挫折したのですが、再チャレンジしてみます。2016/08/25

ひとりっ公

4
カントは高校までの倫理で学んだ程度だったので、その具体的な内容について多くを誤解していたことがわかった。例えば、有名な「友人を守るためであっても嘘をついてはいけない」という話。これも「物事の結果は究極的には分からない」という前提が存在していることを知れば納得ができる。そしてこの「永遠平和のために」という著作は、極めて現実的で冷静で先見性がある。戦争は人間の自然状態に接ぎ木されたものであるという性悪説的な考えは、私たちが人間として生きていく以上、自覚的であるべきものではないだろうか。2026/03/03

けせらせら

4
人々が高い道徳意識を持たなくても問題解決の可能性はあるか がテーマ2022/12/15

youmaysay

4
カントの著書は、専門家お墨付きの難解さということなので、なかなか読もうという気にならないけれど、普遍性に重きを置き例外・特別扱いを認めない考え方は嫌いじゃない。この本は「永遠平和のために」という題なので、自分の政治思想を語るために名著を利用していることを心配したが、そんなことはなく、あくまで解説に徹しておりその点もよかった。2016/08/28

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