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産巣日(むすび)の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ショウジ
16
放送を見るのに合わせて読みました。以前吉川英治さんの宮本武蔵を読んだことがあり、五輪書についても興味がありました。意外だったのは知っている宮本武蔵は虚像だったこと。遅刻もしたことがないのですね。五輪書の話は投資にも役立つような話ではないかと思います。多くの型を覚えず、実践から学んでいくことは達人になるにはどんな世界でも同じではないでしょうか。一度他の五輪書の著書についても読んでみようと思います。2016/05/28
スミノフ
12
剣術の本かと思ったら、極めて普遍的な教えが書かれていることを学べました。持ち場持ち場で頑張る全ての人に向けて書かれた、普遍的な内容だったのですね。次は、原書でも読んでみようと思います。2020/10/11
ひろき@巨人の肩
12
先月の歎異抄に続き名著。宮本武蔵の極限までの論理力と俯瞰力が天下無双の秘訣か。五輪書の構成は素晴らしく、中世に人の道の真理を説く日本人がいたことに驚く。地:正しい地盤の道を固める。兵法の道を学ぶ心がけ。水:剣術鍛錬法。観の目・見の目、有構無構のおしへ。火:一分の兵法と大分の兵法。場の勝ちと主導権「枕のおさへ」。敵の強みを消し、崩す。風:他流批判。王道を進み鍛錬するのみ。空:道理を極めた際に到達する境地。2016/06/26
ヒャクパー
6
原本よりも丁寧な解説、そして図解もあり、読むなら断然こちらをお勧めしたい。無論テレビを視聴しながら、それを補完する形でのテキストであり、内容も濃く深く、何よりわかりやすく書かれており、丁寧な印象。もちろんこれを読まなければ、原本や完訳書だけではこの五輪書がビジネスに応用できるということを口添えしてくれることはなく、そういった意味でもこのテキスト、番組の存在は非常に大きい。2016/06/06
sakase
6
剣術を中心とした兵法。これがビジネスマンにどうしてうけるのか よくわかりません。 ☆3 「自分には未だ知りえない世界があることを自覚し、自らが心のひいきや目の歪みに捕らわれないこと」2016/05/05