感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
51
心の琴線に触れた一冊。最強に面白かった。テレビの放送も合わせてみるとよりわかりやすく構成されており、楽しめるし、生き方を改めさせられた。明るく楽しく軽やかに生きていこうと思える。2015/11/08
ころこ
31
このシリーズで知らない本が登場するが、『菜根譚』は全く知らなかった。そもそも『菜根譚』にストーリーが無く、番組初期ということもあって教訓的で正直退屈な構成だ。著者である湯浅邦弘が編集した角川文庫のビギナーズクラシックの方が詳しい。2022/12/08
としP
19
「菜根」とは野菜の根。食べるのが辛いような菜根でも、いつも噛みしめていれば味わいが出てくる。逆境にあっても耐えれば、味わい深い人生を送ることができる。貧しくても心が豊かであれば、幸せな人生が送れる。絶好調の時にこそ、衰退への準備をせよ。/ 幸福こそが最も重要。菜根譚は儒教(孔子)・仏教(ブッダ)・道教(老子・荘子)の良いところがバランスよく融合されている。/ 一歩身を引くことが、自分を一歩先に進める。敵を一網打尽にせず、一筋の逃げ道を残す。人に威厳を示す時は始めに厳しく、後から穏やかに。/ 中庸こそ王道。2016/12/16
ペンギン伊予守
2
湯浅先生の解説はしんみり名人芸かも。岩波文庫、中公新書も読んでみたいです。2016/03/03
Tetsuya Sugiura
2
カントに続き、今度は薦められてNHKのテキスト、100分de名著版の菜根譚を読みました。僕に足りないものがこの中にある。今までこうした生き方は敢えて避けているところがあったけど、成長するために努力を続けることと、人生長い目で見てほどほどにも思えるように生きることは、もしかしたら両立できるものなのかもしれない。そう思えた一冊。よかった。また読みたい。2015/11/09