NHKブックス<br> 道徳を競う帝国―マイノリティの権利はどこからきたのか

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道徳を競う帝国―マイノリティの権利はどこからきたのか

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140913000
  • NDC分類 316.81
  • Cコード C1331

出版社内容情報

それは「西洋の伝統」なのか?

現代社会で重視されている「多様性・公平性・包摂性(DEI)」の思想に至る道は、実は100年前に帝国日本の挑戦から始まっていた――。本書は「脱植民地」をキーワードに、アメリカと日本における黒人・女性・外国人の権利が、啓蒙思想や社会運動ではなく「帝国」による国益の追求によって拡大してきたこと、さらに、それは日露戦争での日本の勝利に始まっていたことを明らかにする。

【目次】
はじめに
マイノリティの権利は西洋由来か/脱植民地化から生まれたマイノリティの権利/日本から始まった帝国の競争/日本でマイノリティの権利の拡大が遅れた理由/「帝国」と「脱植民地化」について/本書の射程

第一章 人種主義に抗う「帝国」 
 1 白人支配への抵抗の力学
 2 帝国の競争の始まり
 3 人種差別撤廃提案の意味
 小括

第二章 大日本帝国を揺るがす植民地
 1 第一次世界大戦と民族自決
 2 帝国による国際協調の時代
 3 植民地から生じた帝国の競争
 小括

第三章 マイノリティの運命の分岐点
 1 第二次世界大戦と脱植民地化
 2 人種差別撤廃の国際規範
 3 戦後日本のマイノリティ
 小括

第四章 日本では起きなかった権利革命
 1 アメリカ公民権法への道
 2 旧植民地の批判を免れた日本
 3 権利革命の力学
 小括

第五章 加わり始める外圧
 1 マイノリティの権利の国際化
 2 日本に対するアメリカの外圧
 3 日本に対する旧植民地からの批判
 小括

第六章 脱植民地化への反動の時代
 1 冷戦終結とアメリカ帝国
 2 日本政治の「右傾化」への道
 3 安倍政権の逆説
 小括

おわりに
マイノリティの権利は、誰の伝統か/歴史の「イフ」を考える/個人の道徳の限界/多様性を尊重する国へ

あとがき


【目次】

はじめに
マイノリティの権利は西洋由来か/脱植民地化から生まれたマイノリティの権利/日本から始まった帝国の競争/日本でマイノリティの権利の拡大が遅れた理由/「帝国」と「脱植民地化」について/本書の射程

第一章 人種主義に抗う「帝国」 
 1 白人支配への抵抗の力学
 2 帝国の競争の始まり
 3 人種差別撤廃提案の意味
 小括

第二章 大日本帝国を揺るがす植民地
 1 第一次世界大戦と民族自決
 2 帝国による国際協調の時代
 3 植民地から生じた帝国の競争
 小括

第三章 マイノリティの運命の分岐点
 1 第二次世界大戦と脱植民地化
 2 人種差別撤廃の国際規範
 3 戦後日本のマイノリティ
 小括

第四章 日本では起きなかった権利革命
 1 アメリカ公民権法への道
 2 旧植民地の批判を免れた日本
 3 権利革命の力学
 小括

第五章 加わり始める外圧
 1 マイノリティの権利の国際化
 2 日本に対するアメリカの外圧
 3 日本に対する旧植民地からの批判
 小括

第六章 脱植民地化への反動の時代
 1 冷戦終結とアメリカ帝国
 2 日本政治の「右傾化」への道
 3 安倍政権の逆説
 小括

おわりに
マイノリティの権利は、誰の伝統か/歴史の「イフ」を考える/個人の道徳の限界/多様性を尊重する国へ

あとがき

内容説明

それは「西洋の伝統」なのか?「多様性・公平性・包摂性(DEI)」の思想は20世紀初頭の日本の挑戦から生まれた―。目から鱗が落ちる現代史!

目次

第一章 人種主義に抗う帝国
第二章 大日本帝国を揺るがす植民地
第三章 マイノリティの運命の分岐点
第四章 日本では起きなかった権利革命
第五章 加わり始める外圧
第六章 脱植民地化に対する反動の時代

著者等紹介

前田健太郎[マエダケンタロウ]
東京大学公共政策大学院教授。1980年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。首都大学東京准教授などを経て現職。専門は行政学、政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おはら

2
示唆に富む本だった。国家にマイノリティの権利の擁護を推進する原動力を与えるのは、(国家の)名誉(道徳性)の回復(が国家にとって死活問題となったとき)であるというのを、1960年代のアメリカの黒人の公民権運動と、日本の在日コリアンに対する政策と女性活躍政策を事例に論証している本。まさに目から鱗が落ちたというか、提示されている一つ一つの事実はどこかで聞いたことがあるような話も多いのだけど、それらが「脱植民地化」という全く新しい角度から光が当てられてつなぎ合わされ、壮大な一つのストーリーとしてまとめられていた。2026/06/10

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