NHKブックス
泳ぐことの科学

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  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140911037
  • NDC分類 785.2
  • Cコード C1375

内容説明

あなたが知っているクロールや平泳ぎは、唯一の正しい泳ぎではないかもしれない。体組成や泳距離などにより、泳ぎ方は変化するからだ。本書では流体力学の知見や一流選手の泳法分析を踏まえて、泳ぎを効率の良い手のかき・足の蹴りなど個々の動作に分け、反復練習によりその動作を脳に覚えさせた後、再度組み立てなおす“ビルド”という画期的トレーニングを提示。これまで日本水泳界で等閑視されてきたコーチングを見直し、誰でも応用可能なフォーム創りを理論化した決定版の水泳入門。

目次

第1章 泳ぐとはどういうことか(泳ぐことのメカニズム;泳ぎの基本動作)
第2章 各泳法を分析する(最も速い泳法―クロール;ストロークの発展の起点―平泳ぎ;唯一の仰向け泳法―背泳ぎ;最新の泳法―バタフライ)
第3章 ビルドとは何か(分節化する水泳;ビルドを体感する)
第4章 世界水泳の舞台裏(チームで勝利をつかむ;科学的なトレーニング)
第5章 中高年のための水泳教室(中高年の身体変化と運動;水泳プログラムをやってみよう)

著者等紹介

吉村豊[ヨシムラユタカ]
1946年石川県金沢市生まれ。中央大学商学部卒業後、同大体育研究助手、専任講師、理工学部助教授を経て、同大同学部教授。FLPスポーツ・健康科学プログラム委員長。1986年~2002年まで中央大学水泳部監督を務め、そのうち94年~01年まで、同男子水泳部を日本学生選手権水泳競技大会において八連覇に導く

小菅達男[コスゲタツオ]
1961年東京生まれ。東京、福岡、神奈川のスイミングスクールコーチを経て、現在、日本水泳連盟上級コーチ、岐阜国体強化支援コーチ、拓殖大学水泳部コーチ、中央大学客員研究員。2002年~04年にJOC(日本オリンピック委員会)強化コーチを務める。指導選手たちは世界選手権など数々の国内外の大会で優秀な成績を収める。NPO法人SWIM SUPPORT理事長も兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エリナ松岡

8
最近はYouTubeで水泳のいい動画は沢山あるので、書籍であればこういう理論的なやつはとてもありがたいです。少々古い本ですが、ビルドという、部分ごとの動きを確認していく練習法は今後取り入れてみようと思います。2020/07/07

Yoshi

2
「ビルド」という考え方が非常に興味深かった。年を重ねるにつれて体力が低下していくことを考慮すると、著者の説く抵抗を極力減らした泳ぎに魅力を感じた。フォームの重要性を再認識させられた一冊。2016/07/25

_west

1
本書はスイムの教則本ではなかった。 大学の競泳コーチは何で「**教授」とかの肩書きがある人がいるのか理解不明でしたが、本書は素人向けに研究発表したような内容です。 一般的なスイム用語があるのに聞いたこと無い別の用語を使ってたり、とにかく解りずらい。 2012/06/20

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