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NHKブックス
往生の書―来世に魅せられた人たち

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140910481
  • NDC分類 184.9

内容説明

できれば死を遠ざけて生き続けたい。この願いを現実に果たそうとして仏道を歩んだ有名無名の人たちが、平安の世から明治までの長い期間、往生伝に数多く実名で登場してくる。それは苦境を乗り越えようと懸命に生きた人の心の記録であり、来世に仏になれる望みのため、死を恐れずに往き貫いた人たちの祈りの記録でもあった。生と死の確執がどんどん希薄になっていく現在、本書はその世界に分け入って、そうした願いの切実さと、もう一つの命を得て生まれ変わろうとした生き方を探る。

目次

第1章 説話の中に往生伝の兆し―悪死に逆らって往生の道
第2章 思いはもう一つの世界へ
第3章 生き方を映し、さまざまに往生へ
第4章 最澄人脈と往生の大道
第5章 空海とマンダラ入定
第6章 法然と親鸞―浄土の映えに生きる
第7章 往生伝を飾る女性たち
終章 往生惜別、江戸から維新へ

著者紹介

寺林峻[テラバヤシシュン]
1939年兵庫県生まれ。慶應義塾大学文学部仏文学科卒業。宗教紙『中外日報』編集局記者、高野山真言宗薬上寺住職などを兼ねながら著述活動を経る。1980年に小説『幕切れ』でオール讀物新人賞受賞。平成16年度兵庫県文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)