NHKブックス<br> 分断される経済―バブルと不況が共存する時代

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NHKブックス
分断される経済―バブルと不況が共存する時代

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140910474
  • NDC分類 332.107

内容説明

「改革」は社会に何をもたらしたのか。景気が回復したと言われる一方で、大企業と中小企業、正規雇用と非正規雇用、都市と地方、投機マネーと家計貯蓄の間に、超えがたい断層線が刻まれたのではないか。郵政民営化など公的部門の改革や、不良債権処理に伴う市場改革の結果、何が起こったのかを探り、既存の経済理論では説明しえない日本社会の現実に迫る。経済分断を克服するための、信頼形成のビジョンを説く注目作。

目次

1 「構造改革」と無秩序化する経済(「経済」が見えなくなった―景気はどう「回復」したか;一九九七年不況の原因―「不確実性」をめぐって)
2 民営化が公共性を蝕む―「構造改革」の第一の柱(必要な民営化、不要な民営化;国民が年金から逃げ出した;一体化する日米関係)
3 「市場の純粋化」は何をもたらしたか―「構造改革」の第二の柱(市場競争の光と影―自動車産業の場合;「都市再生」が景観と住まいを破壊する;直接金融化は企業を健全にするか;企業と学校はどう変わるか)
「分断された経済」を生きる

著者紹介

松原隆一郎[マツバラリュウイチロウ]
1956年、神戸市生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。専攻は、社会経済学、相関社会科学。東京大学大学院総合文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)