NHKブックス
評論入門のための高校入試国語

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140910252
  • NDC分類 376.8
  • Cコード C1337

内容説明

中学国語では教えられていないが、高校入試国語では必ず出題される評論。高校入試評論を読むために必須の、一段高い位置に立った批評的な読みの方法を説くとともに、入試に役立つ、全体を一気に把握する読み方を伝授する。自己、言葉、時間、自然、科学、比較文化、社会、情報の8つのテーマから軽やかな知性を身に付けることを提唱する。入試国語研究の第一人者による、高校入試シリーズ第二弾。

目次

序章 高校入試評論を解くこと
第1章 「私」はどこにいるのか―自己
第2章 はじめに、ありき―言葉
第3章 なぜ減っていくのか―時間
第4章 人間はそれに含まれるのか―自然
第5章 ブレーキを踏みながら、前に進む―科学
第6章 日本はどういう国なのか―比較文化
第7章 人と人とが触れ合うこと―社会
第8章 ほんとうの世界はどこにあるのか―情報

著者等紹介

石原千秋[イシハラチアキ]
1955年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。成城大学文芸学部教授を経て、早稲田大学教育学部教授。専攻は日本近代文学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ステビア

14
ずいぶんくだらん問題を解かされてるものだな2021/05/14

Ecriture

2
中学国語教科書では教えられない評論的文章の読解法を過去問の実例と共に伝授する!試験問題に頻出の8つのテーマを中心に、国語が裏に隠し持っている道徳教育的なパターンを明らかにしつつ、過去問を回答・解説・評論していく。入試問題の評論家はあまり例を見ないので、これからもどんどんやってもらいたい。あるいは、国語教科書・過去問への評論であるこの本を、国語教科書や入試問題の文章として採用してもおもしろいだろう。「ぼくたちはこんなにダメでした」という製作者サイドからのお詫びの意味で。2012/03/03

mutou_tsusato

0
受験指導に際して手に取った本の一冊。2013/11/15

Yuji Terazawa

0
【 2014年読書日記 】 今年初の「読書日記」は、05年3月の発売直後に買い、9年弱かかってようやく読み終えた一冊。仕事のネタ本として買った一冊で、使うときにだけ読んでいた。 早稲田の石原先生による「入試国語5部作」最後、高校入試国語評論の解説書。テーマ毎に評論を2本ずつ集めてある。二項対立などを意識して要旨を一文でまとめた後に設問を解くという形式。 月日が流れ、収録されている文章には少し古さを感じされるものもあるが、ある程度国語を自学自習できる人にはオススメ。「毒舌石原節」も楽しみたいところ。2014/01/04

numainu

0
評価A2012/06/27

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