NHK出版新書<br> 蔦屋重三郎と浮世絵―「歌麿美人」の謎を解く

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NHK出版新書
蔦屋重三郎と浮世絵―「歌麿美人」の謎を解く

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784140887349
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0270

出版社内容情報

大河ドラマ「べらぼう」の近世美術史考証者がオールカラー図版で迫る決定版!

2025年大河ドラマ「べらぼう」のモデルは蔦屋重三郎。江戸時代中期、数多ある版元の中で、なぜ蔦重だけがこれほど注目を集めたのか。蔦重が歌麿に描かせた「ポッピンを吹く娘」はなぜ名作と言われるのか。話題を呼ぶ浮世絵を次々に手掛け、江戸を騒がせた蔦重の独自の仕掛けとはーー。
本書は蔦屋重三郎のビジネス上の足跡に沿って代表的作品から知られざる名画まで多くの作品を取り上げ、オールカラー図版を実際に見ながら、その歴史的意味やインパクトを明らかにしていく。大河ドラマ「べらぼう」の近世美術史考証者である著者が、?コンテンツビジネスの風雲児・蔦屋重三郎”に迫る決定版。

内容説明

2025年大河ドラマ「べらぼう」主人公のモデルは蔦屋重三郎。江戸時代中期、数多ある版元の中で、なぜ蔦重だけがこれほど注目を集めたのか。蔦重が歌麿に描かせた「ポッピンを吹く娘」はなぜ名作と言われるのか。話題を呼ぶ浮世絵を次々に手掛け、江戸を騒がせた蔦重の独自の仕掛けとは―。本書は蔦屋重三郎のビジネス上の足跡に沿って代表的作品から知られざる名画まで多くの作品を取り上げ、オールカラー図版を実際に見ながら、その歴史的意味やインパクトを明らかにしていく。大河ドラマ「べらぼう」の近世美術史考証者である著者が、“コンテンツビジネスの風雲児・蔦屋重三郎”に迫る決定版。

目次

第一章 歌麿のリアリズム―浮世絵美人画の旋風
第二章 なぜ「歌麿」だったのか
第三章 蔦重のリアリズム―はじまりは吉原
第四章 飛躍のカギは「狂歌ネットワーク」
第五章 出る杭は打たれても出る―蔦重と筆禍
第六章 写楽のリアリズム―蔦屋の誤算
第七章 貫かれた蔦屋イズム

著者等紹介

松嶋雅人[マツシママサト]
1966年、大阪市生まれ。東京国立博物館学芸企画部長・広報室長。金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科卒業、同大学大学院修士課程修了。その後東京藝術大学大学院博士後期課程に進み1997年単位取得満期退学。日本近世から近代にかけての絵画史を中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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於千代

3
蔦屋重三郎の生涯を作品とともに振り返る一冊。 喜多川歌麿の作品は、蔦屋を離れた後、独創性に欠け、表現技法も薄くなっていったという指摘があり、これは美術史家ならではの視点。 最も衝撃を受けたのは、東洲斎写楽の人物比定がさらっと述べられていたこと。「いまだに「写楽は謎の人物」と言う人がいるようですが、(中略)斎藤十郎兵衛に間違いありません」と記されており、「謎の人物」だと思っていた自分の知識がだいぶ古いことを痛感した。2025/01/13

Go Extreme

3
江戸時代の出版界・革新的な役割と芸術的・文化的な影響 蔦屋重三郎の出自ー貸本屋から出発 吉原との関係 出版の革新性ー出版ビジネスモデル 浮世絵出版の参入 入銀物の制作 歌麿との関係ー美人画の名作​ 歌麿美人画の特徴ーリアリズム 役者絵の出版ー東洲斎写楽 写楽のリアリズム 出版の多角化ー狂歌や戯作 江戸・文化拠点 出版物のデザイン性 新興の版元としての挑戦 吉原リブランディング 時代の美意識の反映 細見の成功 文化的プロデューサーー芸術作品のプロデュース 美人画の革新 江戸のビジネスモデルの成功例2025/01/09

ドイツ語勉強中

2
プロデューサー蔦重について、実際の作品群を通してリアリティもって感じられる、ライトな手引書。2025/01/20

mikoto_oji

1
江戸時代は、平和だったからこそ文化が栄えたのだろうと思います。大きな争いが無いから市中の人々は無駄とも思えるようなことにお金を使い、流行が生まれていったのだろう。蔦重は、そんな世の中を先頭を走り続けたように感じます。天才だったからこそ、後継者が育たない。歴史のジレンマです。2025/05/03

でぃーすけ

1
2025年大河「べらぼう」の予習。蔦重の名前は初めて知ったが、吉原生まれで貸本屋から出版等という概要を知り、より詳しく知りたくなった。既に独占的に行なっていた競合や既得権益の敵もいたと思うが、どのように名前を売っていったのかもっと知りたかった。別の本も読んでみたい。2025/01/03

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