出版社内容情報
近代哲学を乗り越え、未来へと向かう哲学史の流れを一挙につかむ!
日本における哲学研究の第一人者が集結し、全3巻で西洋哲学史の大きな見取り図を示す! 第3巻の舞台は、19、20世紀。果たして近代哲学はいかに乗り越えられ、新たな哲学を生み出すことになったのか。フッサール、サルトル、ウィトゲンシュタイン、アドルノ&ホルクハイマー、フーコー、ドゥルーズ、デリダ……。代表的な哲学者、主要哲学ジャンルを網羅するとともに、より良い未来に向けて哲学史を活かしていくための特別章を収載。「聞き書き」によって哲学史の核心と面白さに迫る。ありそうでなかった決定版入門シリーズの完結編。
内容説明
第一人者が西洋哲学史の大きな見取り図を示す、決定版入門シリーズの完結編!本巻では、二〇世紀を主な舞台として、大陸系と英米系という現代哲学の二大潮流を最前線まで一気に見ていく。二〇世紀の知は、近代哲学をいかに乗り越えようとしたのか。主要な哲学者、論点に迫るとともに、哲学史を学び、未来へと拓くための終章を収載!
目次
第1章 現象学―その核心と射程(イントロダクション 事象そのものへ!;現象学)
第2章 分析哲学のゆくえ―言語はいかに哲学に対象となったか(イントロダクション 分析哲学が主流になった理由;分析哲学のゆくえ―分析哲学の源流)
第3章 近代批判と社会哲学―マルクスからフランクフルト学派へ(イントロダクション 理性を鍛え直す;近代批判と社会哲学―社会哲学の始まり)
第4章 フランス現代思想―二〇世紀の巨大な知的変動(イントロダクション 「構造主義以降」の知的営為;フランス現代思想―なぜ「現代哲学」ではなく「現代思想」なのか)
終章 「修行の場」としての哲学史(カント先生から哲学史の意義を学ぶ;「哲学」と「哲学すること」の違い ほか)
著者等紹介
斎藤哲也[サイトウテツヤ]
1971年生まれ。人文ライター。東京大学文学部哲学科卒業。人文思想系を中心に、知の橋渡しとなる書籍の編集・構成を数多く手がける
谷徹[タニトオル]
1954年生まれ。立命館大学教授。専門は現象学、西洋現代哲学
飯田隆[イイダタカシ]
1948年生まれ。慶應義塾大学名誉教授。専門は言語哲学
清家竜介[セイケリュウスケ]
1970年生まれ。龍谷大学准教授。専門は社会哲学、メディア文化論
宮〓裕助[ミヤザキユウスケ]
1974年生まれ。専修大学教授。専門はデリダを中心とする現代思想
國分功一郎[コクブンコウイチロウ]
1974年生まれ。東京大学大学院教授。専門は17世紀哲学、現代フランス哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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