出版社内容情報
なぜいま、哲学で「人間」が大きな問題となっているのか?
本書では、「思弁的実在論」「加速主義」「新実在論」といった話題の現代哲学を解説しながら、その論点をわかりやすく整理。AIからゲノム編集・機械化による人体改造、そして気候危機に資本主義まで。私たちが直面しているテクノロジー時代の具体的な問題を踏まえ、現在起こっている「思想の地殻変動」を鮮やかに描き出す!
内容説明
なぜいま、哲学で「人間」が大きな問題となっているのか。「思弁的実在論」「加速主義」「新実在論」といった話題の現代哲学を解説しながら、その論点をわかりやすく整理。AIからゲノム編集・機械化による人体改造、そして気候危機に資本主義まで。私たちが直面しているテクノロジー時代の具体的な問題を踏まえ、起こりつつある思想の地殻変動を描き出す。
目次
第1章 ポスト・ヒューマニズムという論点(ポスト・ヒューマニズムとは何か;ポスト・ヒューマニズムの系譜とは ほか)
第2章 思弁的実在論はどこからきたのか(思弁的転回の意味とは;相関主義をいかに乗り越えるか ほか)
第3章 加速主義はどこに向かうのか(ニック・ランドという源流;加速主義は新しい思想か ほか)
第4章 新実在論は何を問題にしているのか(思弁的実在論vs.新実在論;人間主義的な実在論 ほか)
終章 転換期の哲学者たち
著者等紹介
岡本裕一朗[オカモトユウイチロウ]
1954年、福岡県生まれ。玉川大学文学部名誉教授。九州大学大学院文学研究科哲学・倫理学専攻修了。博士(文学)。専門は西洋近現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ta_chanko
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チェリ