出版社内容情報
スマホとゲームで眼球の形が変わる――
調査を行った小学校6年生の約8割が近視――。スマホやタブレットの使用、ゲームのやり過ぎが、子どもたちの目を脅かしている。眼球が伸びて、形が変わってしまう「軸性近視」が、将来の白内障や緑内障のリスクを高めるほか、最新の研究によってうつ病などにもつながりうることがわかってきたのだ。科学的根拠のある治療法から、生活習慣の見直し、眼鏡・コンタクトレンズの正しい選び方まで。世界水準の防衛策を詳しく紹介した、大反響のNHKスペシャルを書籍化!
内容説明
スマートフォンやタブレットの使用、ゲームのやり過ぎによって、眼球が伸びてしまう「軸性近視」が急増している。科学的根拠のある治療法から、生活習慣の見直し、メガネ・コンタクトレンズの正しい選び方まで、子どもの視力を守る上ですべきこと・できることを、世界水準の研究と眼科専門医への徹底取材をもとに紹介する。衝撃のNHKスペシャルを書籍化。近視の大人も必読!
目次
序章 超近視時代の“常識”を更新しよう(近視対策はメガネをかける(コンタクトレンズをつける)だけですむのか?
近視は遺伝だから、どうしようもないのか? ほか)
第1章 子どもの目に異変が起きている―知られざる“8割近視”の実態(休校明けに視力低下の子どもが増加;史上最悪の視力低下の背景 ほか)
第2章 近視はなぜ危ないのか―合併症からうつ病まで(眼圧が正常でも失明寸前に?;近視が高める眼病のリスク ほか)
第3章 海外に学ぶ最新の近視対策―治療・予防法はここまで進んでいる(近視の進行を抑える目薬の発見;低濃度アトロピンの効果は日本国内でも! ほか)
第4章 「過矯正」が近視を悪化させる―メガネ(コンタクトレンズ)の本当の選び方(子どもも「眼精疲労」に陥る;「合わないメガネ」のチェックリスト ほか)
著者等紹介
大石寛人[オオイシヒロト]
NHK制作局・第3制作ユニット(科学)番組ディレクター。筑波大学大学院数理物質科学研究科(博士前期課程)修了後、2011年にNHK入局。広島局・福井局を経て現部署へ。NHKスペシャルやクローズアップ現代、ガッテン!、サイエンスZEROなどの番組を担当し、「防災」「原子力」「近視」などのテーマを中心に取材(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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