NHK出版新書<br> カラスをだます

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NHK出版新書
カラスをだます

  • 塚原 直樹【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • NHK出版(2021/02発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140886465
  • NDC分類 488.99
  • Cコード C0245

出版社内容情報

世界唯一! 「カラス誘導」稼業の全貌

著者は「カラスの鳴き声」の研究で博士号を取った研究者であり、長年の研究成果である「鳴き声でカラスを操る技術」を駆使してカラス被害に対し科学的な対策を提案する「株式会社CrowLab」の創業者。本書は、 カラスはなぜ黒い? 襲われないためにはどうすればいい? などの基礎的な問いから、肉はおいしい? どうすれば食べられる?などの興味にも、そして、どうすれば追い払える?という切実な問いにも、自ら確かめた事実だけをもとに答えていく。18年にわたる研究のクロウを読み終える頃には、頭上のカラスの鳴き声が気になりはじめ、必要以上に恐れなくて済むようになるだろう。カラスの非愛好家にこそお勧めの、「カラスとの真剣勝負」半生記!

第一章 カラスを動かす
第二章 カラスになりきる
第三章 カラスとしゃべる
第四章 カラスを食べる
第五章 カラスを減らす

内容説明

テレビでも話題の「カラス語」研究者にして全国から引っ張りだこのカラス対策専門ベンチャー創業者が、長年の鳴き声研究のエッセンスから科学的な追い払い方までを、豊富な事例とともに楽しく解説。さらに、自分の目で確かめた事実のみに基づいて、カラスはなぜ黒い?襲われないためにはどうすればいい?肉を美味しく食べるには?などの疑問にも試行錯誤のままに詳しく答えます!

目次

第1章 カラスを動かす(カラス誘導大作戦;マヨラーぶりを利用する ほか)
第2章 カラスになりきる(カラスが見ている世界;カラスが嗅いでいる匂い ほか)
第3章 カラスとしゃべる(鳴き声研究の苦労;カラスの「声帯」解剖 ほか)
第4章 カラスを食べる(カラス料理を趣味から仕事にする;ヒトにとっての新規タンパク源として ほか)
第5章 カラスを減らす(対策を科学する;これが有効な対策だ ほか)

著者等紹介

塚原直樹[ツカハラナオキ]
(株)CrowLab代表、カラス料理研究家。1979年、群馬県桐生市生まれ。宇都宮大学農学部卒業、宇都宮大学大学院農学研究科修士課程・東京農工大学大学院連合農学研究科博士課程修了。論文「ハシブトガラスの発声に関する研究」で博士(農学)。総合研究大学院大学助教を経て現職。宇都宮大学バイオサイエンス教育研究センター特任助教も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kk

24
学生の時分からカラス研究一筋に生きて、今や「カラス・ソリューショニスト」を自認する著者。カラスの鳴声の秘密を分析してコミュニケーションを試みてみたり、カラス撃退用のロボットやドローンの開発を企ててみたり、挙げ句の果てにはタンパク源としてのカラス肉の活用に思い至ってみたり。真面目な研究に裏打ちされているんでしょうけど、その何とも奇天烈な発想や洒脱な語り口に楽しまされます。ただ、カラス料理の話には、正直ちょっと引きました。2021/03/07

Tomomi Yazaki

23
著者は農学博士でカラス料理研究家?カラスの鳴き声の論文で博士号を取ったとか。カラス撃退に、日夜勤しむ著者。まずは声を利用してカラスを移動させる。でもその移動先は大丈夫なの?それからカラスのディープなマヨラー度を利用した方法も。身近なところでは、黄色いゴミ袋。この発案にも著者がかかわっていたそうです。カラス撃退法ばかりでなく、後半はカラス料理。食材としてはフランス料理にもあるそうだけど、下処理不足だと、吐き出したいほど不味いそうです。そういえば小泉先生の著書・『不味い』にも、カラスが登場してましたね。2021/03/22

もちもちかめ

18
会社にしつこくくるカラス。窓にしがみつきトントントンとノックすること一日中。近くに巣があり縄張り意識に何かもの凄く引っかかるものがあるらしい。窓を叩くことに執着。建物全体に響くため、社長もおかんむり。で、この新刊が目につき購入。課長に進言しておきました。ええと。かかしで十分なので、何か警戒心を抱かせる変わったモノをおくこと。すぐに慣れるので、目新しい変わったモノをどんどん取り替えること。2週間ごとが目安。夏前には雛が巣立つので、それまでの我慢。イヤーでもそろそろ窓に近いデスクの方、我慢の限界のようです‥2021/04/06

OHモリ

17
これはエンタメノンフィクションだと思う。酒好きの塚原さんは、いろんなシチュエーションのカラスの鳴き声を日本全国あちこちで採集いまくって研究している、しかも「カラス料理研究家」の肩書も持つ変わった人だ。宇都宮大学農学部でカラス、とくに「カラス語」を研究して准教授だったか?までになったのに、大学では力が発揮できないとばかりにカラス対策専門のCrowLabという会社を立ち上げた。ブログ→https://plaza.rakuten.co.jp/drunk4374books/diary/202309190000/ 2023/09/08

Sakie

17
研究者からのベンチャー起業家、自称"カラス・ソリューショニスト"。カラスが好きで研究者になったわけでない人もいる。さて、カラスをだます。カラスを食べる。どちらも人間社会とカラスの摩擦を解消する試みだ。しかし視覚優位で記憶力にも優れるカラスを人間の意に沿わせるのは大変と知る。カラス剥製ロボットの首がもげたところは笑いすぎて涙が出た。カラスが人間の出すゴミを漁って、プラスチックを大量に食べてしまわないか心配だったが、カラスは消化できないものを体内に溜めず、ペリットと呼ばれる塊にして吐き出すと知って安心した。2022/05/20

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