NHK出版新書<br> マルクス・ガブリエル 新時代に生きる「道徳哲学」

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NHK出版新書
マルクス・ガブリエル 新時代に生きる「道徳哲学」

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  • サイズ 新書判/ページ数 201p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140886458
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0210

出版社内容情報

コロナ下でも、あなたの「自由」を手放さないために

「ウイルスを恐れて家から出ない立場を10、ウイルスなど存在しないとする立場を1とすれば、私は6か7です。しかし3の立場もありえます」「電車を乗り換えるとき必死で走りました。息が上がり、マスクを外したその瞬間、警官が近づいてきて『マスク着用は義務ですよ』と言ったのです。私は必死で『息ができない(I can’t breathe)』と答えました」――ボンでは経験に根差した言葉でかつてなく詳細にコロナ下の心性を分析し、今こそ可能な「倫理的進歩」を「手放してはならない自由」と絡めて論じる。故郷ジンツィヒでは新実在論の成り立ちを発祥の当地で語り起こす。平易な対話形式による、ガブリエルの新しい?哲学教室”!

はじめに  コロナ時代の精神のトレーニング(丸山俊一)
Ⅰ章 正解なき状況での選択
Ⅱ章 思考で倫理は進歩する
Ⅲ章 唯物主義を越えて、正しく錯覚せよ
Ⅳ章 道徳哲学が合理的なツールになる
Ⅴ章 ウイルスが教える「正しい」生き方
Ⅵ章 「新実在論」誕生の原点へ
Ⅶ章 「他者が正しい可能性はある」
終章 分断を越える最後のチャンス
おわりに  今、自然の意味を問い直すとき(丸山俊一)

内容説明

NHK BS1「シリーズコロナ危機」から待望の書籍化!天才哲学者マルクス・ガブリエルが、ドイツ・ボンと故郷のジンツィッヒから、パンデミック下の「自由」について、自身の体験に根ざした具体的な言葉でやさしく語る。ウイルスによって可視化された「人類存続に残された最後のチャンス」とは?「倫理的進歩」の内実とは?コロナの時代を「よく生きる」ためのエキサイティングな提言の書。

目次

1章 正解なき状況での選択
2章 思考で倫理は進歩する
3章 唯物主義を越えて、正しく錯覚せよ
4章 道徳哲学が合理的なツールになる
5章 ウイルスが教える「正しい」生き方
6章 「新実在論」誕生の原点へ
7章 「他者が正しい可能性はある」
終章 分断を越える最後のチャンス

著者等紹介

丸山俊一[マルヤマシュンイチ]
1962年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。ディレクターとして様々な教養エンタメ、ドキュメンタリーを手掛ける。その後プロデューサーとして異色の教養番組を企画開発。現在も時代の潮流を捉えた企画を生み続ける。現在、NHKエンタープライズ番組開発エグゼクティブ・プロデューサー。東京藝術大学客員教授、早稲田大学非常勤講師も兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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けんとまん1007

51
ここ数年、気になる人ベスト5に入る(個人的見解ではあるが)。今、最も必要なのは、哲学であると思っている。哲学を学ぶのではなく、哲学を生きる・実践すること、これに尽きる。ここが無いために、今の風潮があると思う。違いを認め、そこに立脚して次のステップを目指す。その積み重ね。しかし、理解するにはまだまだ学ばなければ。 2021/05/07

樋口佳之

50
物理学を集中して学びたいとの記述がありそこ大事だな。沈黙の10年となっても現代物理学に立脚したものを書き出して欲しい。物理学者自身は困惑し放棄している様子なのだし。2021/11/28

フム

26
NHKBS1スペシャル マルクス・ガブリエル コロナ時代の精神のワクチン(2020/10/3放送)をベースにしたもの。インタビュー形式で表現されたやさしい言葉で哲学者の思考に触れられるようになっている。ベルリンに向かう電車の中でマスクを一瞬外したことを警官に糾弾された経験など、一生活者としてコロナの日常と向き合う中での哲学的思考が興味深い。2021/07/28

Tenouji

23
あらためてのガブリエルw。それぞれの専門分野の視点で考えて、さらにそれを人間的なメタ視点で考える、と。多様なものと統合するもののバランス。なんだか新実存主義が、非常に気になってきた。2021/04/03

新父帰る

8
2021年2月刊。そもそも小生は哲学書を読まないし、よく分からなくなる。この本を読んだのは、パンデミックを話のテーマにしていたからだ。著者はこのパンデミックを好意的に、否かなり前向きに捉えている。ウイルスの拡散は新自由主義的資本主義の結果だと断言。その主義の行く着くところが気候変動であり環境破壊であり、究極的には人類の滅亡をもたらすとする。パンデミックのお陰で、滅亡の進行は止まったとする。そして、パンデミック後の世界は倫理の再発見とそれに伴って道徳哲学が世界の基軸となる社会を築く最後のチャンスと解する。2021/08/18

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