出版社内容情報
安心してはいけない――。労働市場の「落とし穴」に陥るリスクは、誰にでもある!
労働問題を継続取材する中で見えてきたのは、雇用統計にすら反映されず、労働市場から“消えた”状態となっている中高年たちの存在だった。その数、100万人超。果たして、働き盛りのはずの40代・50代に、いま何が起きているのか? 日本経済にまで負のインパクトをもたらす、労働市場の「落とし穴」とは? ふとしたきっかけで誰もが陥りかねない「消えた労働者(ミッシングワーカー)」の実態と、その問題の背景、そして解決の糸口を、密着取材から多角的に描き出した、渾身の一冊。
内容説明
労働問題を取材する中で、著者たちに見えてきたのは、雇用統計にすら反映されず、労働市場から“消えた”状態となっている中高年たちの存在だった。その数、100万人超。働き盛りのはずの40代・50代に、いま何が起きているのか?日本経済にまで負のインパクトをもたらす、労働市場の「落とし穴」とは?誰もが陥りかねない「消えた労働者」の実態と、その問題の背景、そして解決の糸口に、密着取材で多角的に迫る!
目次
第1章 「ミッシングワーカー」とは何か(落ちこぼれる中高年たち;正社員から非正規へ ほか)
第2章 労働者はいかに社会から「消える」か(「ミッシングワーカー」から抜け出せない人;親の遺産で食いつなぐ日々、預金が底をつく恐怖 ほか)
第3章 脱落するリスクは誰にでもある(アメリカ経済の「謎」から浮かび上がった存在;日本版「ミッシングワーカー」とは ほか)
第4章 専門家の視点から構造要因に迫る(「ミッシングワーカー」を生み出す社会とは;待っているのは生活保護高齢者の急増 ほか)
第5章 「ミッシングワーカー」を脱するために(角谷晃男さんとの出会い;ゴミ屋敷とセルフ・ネグレクト ほか)
感想・レビュー
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hatayan
ごへいもち
紫の煙
しゅん
カッパ