出版社内容情報
「謎多き素顔」に気鋭の中世史家が迫る!
文武兼ね備えたエリート武将は、いかに本能寺の変へと追い詰められていったのか。牢人医師としての出発点から、延暦寺焼き討ちで見せる冷酷さ、織田家中における異例のスピード出世、武官としての比類なき実力まで。近年急速に進む光秀研究の成果を踏まえ、謎多き素顔に英雄史観・陰謀論を排し、実証的に迫る。気鋭の中世史家による、渾身の一作!
内容説明
文武兼ね備えたエリート武将は、いかに本能寺の変へと追い詰められていったのか。牢人医師としての出発点から、延暦寺焼き討ちで見せる冷酷さ、織田家中における異例のスピード出世、武官としての比類なき実力まで。近年急速に進む光秀研究の成果を踏まえ、謎多き素顔に英雄史観・陰謀論を排し、とことん実証的に迫る。気鋭の中世史家による、渾身の一作!
目次
新時代の子供たち
第1部 明智光秀の原点(足利義昭の足軽衆となる;称念寺門前の牢人医師;行政官として頭角を現す;延暦寺焼き討ちと阪本城)
第2部 文官から武官へ(織田家中における活躍;信長の推挙で惟任日向守へ;丹波攻めでの挫折;興福寺僧が見た光秀)
第3部 謀反人への道(丹波制圧で期待に応える;領国統治レースの実態;本能寺の変へ)
明智光秀と豊臣秀吉
著者等紹介
早島大祐[ハヤシマダイスケ]
1971年生まれ。関西学院大学教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学。京都大学博士(文学)。専門は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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