出版社内容情報
人類誕生から21世紀に至る流れを大局的につかみながら、AIの登場により劇的な転換を遂げる人類と世界の展望。日本人はどう変わるべきか、画期的な指針を示す。企業幹部が学ぶ「伝説の講義」の新書化。
内容説明
AIは資本主義をどう変えるのか?『サピエンス全史』からウォーラーステインまでの必読書を導きに、人類誕生から資本主義勃興を経て21世紀にいたる流れを大局的につかむ視点を提示するとともに、AIの登場によって劇的な転換を遂げる人類と世界の未来を展望。日本と日本人はどう変わるべきか、画期的な指針を示す。有名企業幹部が学ぶ「伝説の講義」の新書化!
目次
第1章 自然vs.虚構―『サピエンス全史』から「AI資本主義の現在」を読む(なぜITの巨人たちが絶賛したのか;「鳥瞰する力」を身につける ほか)
第2章 データイズムの罠―『ホモ・デウス』から「AI資本主義の未来」を考える(ヒューマニズムからデータイズムへ;ギルガメシュ・プロジェクト再び ほか)
第3章 普遍主義―『ヨーロッパ的普遍主義』から「AI資本主義の課題」に迫る(「ヨーロッパ的普遍主義」とは?;日本人を勇気づけた『文明の生態史観』 ほか)
第4章 自然の逆襲―『人新世とは何か』から「AI資本主義の限界点」を探る(『西洋の没落』の背景;自然から離れた文明は衰退する ほか)
第5章 「排除」から「包摂」へ―「日本的普遍」をいかに磨きあげるか(社会的包摂という考え方;浸透し始めた「包摂」の思想 ほか)
著者等紹介
中谷巌[ナカタニイワオ]
1942年、大阪生まれ。一橋大学名誉教授。一橋大学経済学部卒業後、日産自動車を経て、ハーバード大学で経済学博士(Ph.D.)を取得。同大学講師、大阪大学教授などを経て、一橋大学教授(~99年)。細川内閣「経済改革研究会」委員、小渕内閣「経済戦略会議」議長代理、ソニー株式会社取締役会議長などを歴任。現在、(株)不識庵代表、「不識塾」塾長、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
薦渕雅春
さきん
tetsu
大先生
早瀬主税
-
- 和書
- 日本仏教と庶民信仰