NHK出版新書<br> 西郷隆盛 維新150年目の真実

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NHK出版新書
西郷隆盛 維新150年目の真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140885369
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

都会的でエレガント、人目もはばからず涙を流し、手先も器用で、神経が細かくストレスで死にそう……伝説の男の素顔は意外なものばか

内容説明

物腰が優雅でスマート、この上なく男前。計算が得意で経済に明るく実務能力も高い。人目をはばからず涙を流し、人の好き嫌いが激しく、神経がこまやかでストレスに悩まされる…。徳川将軍から祇園の芸妓まであらゆる人々の証言を読み込み、西郷をめぐる七つの謎を解きながら“大西郷”の実態を活写。数々の新視角を世に問うてきたトップランナーによる、誰にも書けなかった西郷論!

目次

第1章 なぜ西郷は愛されてきたのか(現代に至る人気と評価の移り変わり;西郷を特別の存在たらしめたもの ほか)
第2章 残された七つの“謎”を解く―西郷にまつわる大小の謎(なぜ早い段階で自決しなかったのか;なぜ商人肌の人物を嫌ったのか ほか)
第3章 何が西郷を押し上げたのか(薩摩藩の置かれた地理的条件;朝幕双方と特別な関係に入ったこと ほか)
第4章 西郷の人格と周囲のライバルたち(世間が抱くイメージと実態の落差;西郷と立場を異にするようになった人々 ほか)
第5章 なぜ自滅したのか(なぜ過激な言論を吐くようになったのか;知られざる西南戦争の実態)

著者等紹介

家近良樹[イエチカヨシキ]
1950年、大分県生まれ。歴史学者。専門は幕末維新史。同志社大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。中央大博士。長く大阪経済大学で教え、現在同大客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

68
2017年11月11日現在、読メでは著者名もページ数も表紙も表示されていないが、今年ミネルヴァ日本評伝選で大著『西郷隆盛』を上梓した歴史学者・家近良樹が書いたNHK出版新書の新刊である。面白かった!。伝記ではない。西郷の実像に迫るヒューマンインタレスト本である。NHKが出した大河関連本ではあるが、西郷の悪い面もしっかりと書かれており、具体例と分析で実像が浮かんでくる。私はこういう本が大好きである。些細なエピソードで死んだ人が性格と共に長所と短所もある等身大の人間として甦ってくる思いである。お薦めしたい。2017/11/11

鉄之助

51
人間・西郷どんの、多面性が資料に裏付けられ、整理され、すっきり入ってくる。2度目の島流し(沖永良部)で性格が変わり、韜晦するように。ある意味、慎重で本当の心の内を明かさないようになった、のは頷ける。多くの書籍を故郷から送らせ、読書三昧。島の子供たちに、勉強も教えた。「日本一の愛されキャラ」はどのように、形成されたかも興味深かった。2018/05/22

AICHAN

44
メルカリ本。都会的でエレガント? 西郷どんの新しい見方に最初はのけぞったが、よく読んでみると「なるほど」だった。西郷どん像が変わった。2021/03/16

Kentaro

41
坂本龍馬などの西郷評価は極めて高い。それに対し、大久保の評価は低い。これは、おそらく、龍馬らが、西郷には「生身」の人間味を感じたのに対し、大久保には、そのような「生身」の人間としての親しみと魅力を感じなかったからだ。すくなくとも、龍馬らは、大久保に対しては、慈愛ぶかい(愛の心に包まれた)人間だと見なしていなかったことは間違いない。 西郷の人気がさらに上昇したのは、大久保の存在があったからだ。大久保が冷徹な策略家であり、権力への異常なまでの執着の持ち主だと見なされたからこそ、西郷が引き立てられた面がある。2020/04/03

yamatoshiuruhashi

29
磯田道史「素顔の西郷隆盛」に続いて西郷本。読友さんのレビューで興味持ったところにネット注文で類型書籍で出てくるなら注文するしかないとポチリ。著者は大作「西郷隆盛」を表しその拾遺集的な扱いだと書いてはいるが、これだけで十分楽しめる本だった。幕末期の人物評価で国を動かせる期待の人に「今井栄」が挙げられたのも嬉しい。本書の枝葉末節の部分であったが久留米藩の迷走のために不遇に斃れたが瞑すべし。西郷と大久保、川路などの関係と薩摩の在り方を理解するのには面白い一冊でした。この著者の本は初読みでした。2018/09/06

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