出版社内容情報
いのちと味覚は切っても切り離せないもの。食の本質が失われつつあるいま、「より良く生きる」ための心得を、「畏れ」「感応力」「直感力」「いざのときを迎え撃つ」「優しさ」の五つの指標から説く。
内容説明
いのちと味覚は切っても切り離せないもの。環境汚染によって安心・安全な食材が姿を消し、簡便な「レシピ」の氾濫で、食の本質が失われつつある今、「より良く生きる」にはどうしたらいよいのか。その心得を、「畏れ」「感応力」「直感力」「いざのときを迎え撃つ」「優しさ」の五つの指標から説く。著者初の新書エッセイ。
目次
序章 九十二歳のいま、これだけはお伝えしたいこと
第1章 「畏れ」を持つこと―風土の慈しみ、旬を味わうための心得
第2章 「感応力」を磨くこと―“手のうちの自然”に五感を集中してみる
第3章 「直感力」を養うこと―風が示してくれた、おいしい生ハムのつくり方
第4章 「いざのとき」を迎え撃つこと―牛すじやアラを食すのは、いのちの根底を固めること
第5章 「優しさ」を育てること―スープの湯気の向こうに見えてきたこと
著者等紹介
辰巳芳子[タツミヨシコ]
1924年生まれ。聖心女子学院卒業後、料理研究家の草分けだった母・浜子のもとで家庭料理を学ぶ一方、西洋料理の研鑽を重ねる。父親の介護を通してスープに開眼。鎌倉の自宅などでスープ教室を主宰する。NPO「良い食材を伝える会」「大豆100粒運動を支える会」会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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