NHK出版新書<br> “女帝”の日本史

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NHK出版新書
“女帝”の日本史

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  • サイズ 新書判/ページ数 296p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140885291
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

神功皇后、持統天皇、北条政子、淀殿…彼女たちはいかに権力を掌握したのか、なぜ権力から遠ざかったのか、女性権力者の知られざる系譜を掘り起こす。天皇の退位を控え、転換点にある今こそ読みたい注目作!

内容説明

神功皇后、持統天皇、北条政子、淀殿…連綿と続いた女性権力者の系譜を掘り起こす。女性天皇はいかなる状況で登場したか、天皇や将軍の「母」はいかに権力を掌握したのか、なぜ時代とともに女性は権力から遠ざかったのか。多様な史資料を駆使し、社会構造や女性観の変遷、東アジア諸国からの影響を検討して謎に迫るとともに、日本の特性をも明らかにする。天皇の退位を控え、転換点にある今こそ読みたい注目作!

目次

序章 女性権力者の知られざる系譜
第1章 女性天皇が続いた時代―奈良時代まで
第2章 母后が権力を握った時代―平安時代
第3章 将軍などの「母」が力をもった時代―鎌倉・室町・安土桃山時代
第4章 「母」の権力が封じられた時代―江戸時代
第5章 皇后が「祈る」主体となる時代―明治・大正・昭和時代
終章 なぜ女性の政治参加は進まないのか

著者等紹介

原武史[ハラタケシ]
1962年、東京生まれ。放送大学教授、明治学院大学名誉教授。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退。専攻は日本政治思想史。著書に『大正天皇』(朝日文庫、毎日出版文化賞)、『昭和天皇』(岩波新書、司馬遼太郎賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ユウユウ

22
よくある女帝=古代の女帝のみにとどまらず、中世、近世、近代、そして現代と、権力に関わる広義の意味での〈女帝〉についての入門書。縦糸としての日本史と、横糸としての東アジア史とを織りなしながら語られる視点は、新書としてはなかなかのボリューム。読み飛ばしたところもありますが、権力と女性、そしてこれからの女性天皇論などについて考える上では手に取るべき本かと思います。2020/02/03

ころこ

16
女性の社会進出は、その社会がジェンダーフリーかどうかのひとつの指標です。客観的で各国比較可能な指標に女性議員の割合があり、日本は世界の中でもかなり低い。他の儒教国家である中国、韓国と比べてもその差は明らかです。とすると、儒教がその原因とはいえず、日本固有の原因があるはずです。それを女性の政治参加の端的な例とする、女帝の系譜を追うことで考察してみるというのが本書の目的です。古くは神功皇后、そして北条政子、日野富子、北政所・淀殿の武家社会での権力掌握を概括します。続いて、江戸時代を女性の権力が封じられた時代と2018/01/14

Porco

14
へぇー、と思うことは多かったのですが、どうも散漫な感じがする本でした。2018/04/08

ぽっぽママ

14
日本だけではなく 中国、朝鮮などの歴史を比較しながらわかりやすく説明されている。日本では時代が近代に近づくにつれ女性が政治権力をもてないように導かれていったというのは興味深い説です。それが現代女性の社会進出を妨げているというのも納得できました。ある意味日本の男性は東アジアで一番賢かったのかも。2018/02/20

チョビ

7
日本史は選択必修の概論までしか履修していないが、高校ではほぼ学んでいなかったため、先生達の共通した意識、即ち「イエ」制度の理解が必須であることに驚いた。即ち母及び姑(夫の母)が権力者であるということだ。それから早ウン10年、益々その研究は成熟し、著者は歴史が専門ではないのでその研究、いやーよくまとまってます、イエ制度を教えてくれた先生も出てるわ。でも、私は未だ男でも女でもない。経済力をつければココに出てくる女性のように選択出来ると思っていたが。ナゼー(꒦໊ྀʚ꒦໊ི )。2018/01/12

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