出版社内容情報
神功皇后、持統天皇、北条政子、淀殿…彼女たちはいかに権力を掌握したのか、なぜ権力から遠ざかったのか、女性権力者の知られざる系譜を掘り起こす。天皇の退位を控え、転換点にある今こそ読みたい注目作!
内容説明
神功皇后、持統天皇、北条政子、淀殿…連綿と続いた女性権力者の系譜を掘り起こす。女性天皇はいかなる状況で登場したか、天皇や将軍の「母」はいかに権力を掌握したのか、なぜ時代とともに女性は権力から遠ざかったのか。多様な史資料を駆使し、社会構造や女性観の変遷、東アジア諸国からの影響を検討して謎に迫るとともに、日本の特性をも明らかにする。天皇の退位を控え、転換点にある今こそ読みたい注目作!
目次
序章 女性権力者の知られざる系譜
第1章 女性天皇が続いた時代―奈良時代まで
第2章 母后が権力を握った時代―平安時代
第3章 将軍などの「母」が力をもった時代―鎌倉・室町・安土桃山時代
第4章 「母」の権力が封じられた時代―江戸時代
第5章 皇后が「祈る」主体となる時代―明治・大正・昭和時代
終章 なぜ女性の政治参加は進まないのか
著者等紹介
原武史[ハラタケシ]
1962年、東京生まれ。放送大学教授、明治学院大学名誉教授。早稲田大学政治経済学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退。専攻は日本政治思想史。著書に『大正天皇』(朝日文庫、毎日出版文化賞)、『昭和天皇』(岩波新書、司馬遼太郎賞)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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