内容説明
日本にとって今、最大の課題は「高齢化」だ。では日本はピンチなのか?答えはノー。高齢化に対応するイノベーションが起き、それを多方面に応用すれば、需要もGDPもまだまだ伸びるからだ。マクロ経済学とミクロ経済学の両大家が組んで「高齢者向けイノベーションの経済学=エイジノミクス」を提唱。創薬、ロボティクスから自動運転、混合介護、雇用改革まで、最先端の実例を豊富に収集・分析して、日本経済成長の途を説く!
目次
第1章 経済成長の源泉は何か―イノベーションと規制改革
第2章 老いの期間を明るく過ごす―創薬とロボティクス
第3章 高齢者の能力を拡張する―人工知能と「モノのインターネット」
第4章 介護は減らせる―脱「要介護」で稼ぐケア市場
第5章 労働力を移動させる―誰もが働き続けられる社会
第6章 「高齢化イノベーション」で日本は蘇る―高齢社会の成長戦略
著者等紹介
吉川洋[ヨシカワヒロシ]
1951年生まれ。立正大学教授、東京大学名誉教授。紫綬褒章受章。イェール大学経済学博士(Ph.D.)。専門はマクロ経済学。大阪大学助教授、東京大学教授、財政制度審議会会長などを歴任
八田達夫[ハッタタツオ]
1943年生まれ。アジア成長研究所所長、大阪大学名誉教授。ジョンズ・ホプキンズ大学経済学博士(Ph.D.)。専門はミクロ経済学。大阪大学教授、東京大学教授、政策研究大学院大学学長などを歴任。現在、経済同友会政策分析センター所長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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