出版社内容情報
柔らかい食感を好んできた日本人が本格的なフランスパンを作れるようになった背景には、「和洋折衷」力、技術革新、「食卓の革命」があった。日本独自のパン文化と、先人たちの苦闘の歴史をひもとく。
内容説明
米を主食としてきた日本で、空前の「パンブーム」が起きている。日本人お得意の「和洋折衷」力で世界をうならせるほど一大進化を遂げたパン文化。SNSに料理写真が躍り、食マニアが増えた現代だからこそ、百五十年の歴史が生み出した到達点を振り返ることに大きな意味があるだろう。おなかがすくこと必至!パンだけでなく、「食」にまつわる現代の動きがわかる一冊である。
目次
第1章 日本人はパンが好き?
第2章 歴史を変えたパン焼き人たち
第3章 カレーパンは丼である
第4章 西洋のパン食文化
第5章 フランスパン時代の幕開け
第6章 ホームメイドのパン
第7章 私たちの主食文化
著者等紹介
阿古真理[アコマリ]
1968年兵庫県生まれ。作家・生活史研究家。神戸女学院大学卒。食や暮らし、写真、女性の生き方などをテーマに執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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