内容説明
病気を乗り越えて、24歳と28歳で2大会連続の冬季オリンピック出場。フィギュアスケーターとしては遅咲きながら輝かしい実績を残した鈴木明子が初めて明かす“チャンスをつかむ”ための秘訣。決意の引退の真相とは?振付師としても活躍する現在の心境とは?スケートで学び社会に出ても役立ったこととは?すべてをありのままに語る!
目次
第1章 引退の決意
第2章 社会人の第一歩
第3章 ぶつかった壁
第4章 初心からの再スタート
第5章 ニュース番組での学び
第6章 新しい挑戦
著者等紹介
鈴木明子[スズキアキコ]
元フィギュアスケート選手。1985年生まれ、愛知県豊橋市出身。東北福祉大学卒業。現在プロフィギュアスケーター。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究所研究員。2010年バンクーバー五輪8位、2011年グランプリファイナル2位、2012年世界選手権3位、2013年全日本選手権優勝、2014年ソチ五輪8位などの実績を残す。2014年3月、世界選手権出場を最後に引退。テレビ、ラジオ番組、アイスショーへの出演、後進の振付や解説、全国での講演活動なども精力的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅香
31
鈴木明子さんの演技に涙してしまうことが多々あった。それは共感があったからだと思う。。等身大で書かれた本書は彼女の声のトーンそのまま。上手くやらなきゃというプレッシャー。失敗したらどうしょうという恐怖。ひとつひとつ丁寧に受け止めて流して。気の弱さは私も同じ。自分を整理し、重ねてく。無理をしない、変にプレッシャーにしない。いいと悪いとか二択に選別しない人が私は好きみたい。何かを乗り越えた風景。身をもって表現してる、等身大の彼女のメッセージ。『できる部分も、できない部分も全てひっくるめて自分だ』明るく行こう♪2016/06/12
かりん
3
【思い出本再読2310-8】再読でも一番心に響いたのは「真面目にやっている趣味」のワードでした。メモ→プロになってからは、100%の完璧を目指そうとするほど苦しくなる日々でしたが、古澤さんのおかげで少し考え方が変わりました。完璧を目指すのではなく、自分がここだけは伝えたいと思っていることを常に忘れずにいよう。それだけを心に留めて本番に臨むようになったのです/こちら側が評価してしまってはいけない→「この点数はどう思う?」…「子供のものさし」で会話/振付をアドバイスしている理華さんをどうワクワクさせるか
よし
2
元フィギュアスケート選手の鈴木明子さんが現役を引退してからの2年間を綴った本。失礼ながらあまり器用には見えないけれど前向きで、悩みながらも一本筋が通っている鈴木さんの人柄が伝わってきました。この本でも取り上げられている「ニュース ウェブ」。毎週水曜日に鈴木さんが出演していたこの番組が3月で終わって残念。2016/06/30
かりん
2
5:《同年代の生き方モデル。》あっこちゃんの新書2冊め。両方買っておいて良かった。長久保先生の名前とか残念な誤植があるけど、こちらの方が個人的に好きです。引退後、いろんな仕事に取り組みながら、新たなことを学んだり、選手時代との共通点を見つけたり。ポジティブのあとのリバウンドの話は、自分も昨年感じたことだったので共感。ある方の姿を「真面目にやっている趣味」と表しているのも素敵です。自分がどういうふうに思いがち・なりがちかを知り、時間がかかってもひとつひとつ良い方向に変えていく。おおいに学びたい生き方です。2016/01/16
はすのこ
2
スケートで学んだ事は想像力と客観視。フィギュアスケーターは感受性が養われるのかもしれない。2015/12/22
-
- 和書
- ゼロ段取り改善手順