NHK出版新書<br> 「中国共産党」論―習近平の野望と民主化のシナリオ

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「中国共産党」論―習近平の野望と民主化のシナリオ

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140884683
  • NDC分類 315.22
  • Cコード C0231

出版社内容情報

中国の伝統的秩序観から現指導者・習近平の人脈地図まで、中国共産党「支配の構造」に迫る渾身作。崩壊論や民主化論を踏まえ、大国の行く末を冷静に見通す。

内容説明

中国の伝統的思想を踏まえ、独特の政治体制から現指導者の人脈まで、第一人者が持てる知見を総動員して中国共産党「支配の構造」を分析。経済の急減速、高まる民衆の批判、止まない腐敗・汚職など、共産党に吹くかつてない逆風を、習近平はいかに克服しようとしているのか。安易な中国崩壊論、民主化楽観論を排し、巨大国家の行く末を冷静かつ堅実に見通す著者渾身の一冊。

目次

序章 習近平の危惧
第1章 なぜ中国人は共産党を支持するのか
第2章 中国政治を動かす「人脈」の実態
第3章 揺れる中国―変わる社会と変わりにくい体制
第4章 「中国の夢」と「新常態」のジレンマ
第5章 「中国型民主主義」の可能性

著者等紹介

天児慧[アマコサトシ]
1947年、岡山県生まれ。早稲田大学卒業、一橋大学大学院博士課程修了。社会学博士。外務省専門調査員として在北京日本大使館勤務などを経て、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、同大学現代中国研究所長。専攻は中国政治、アジア国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

24
2015初版。冒頭に中国共産党が終焉段階に入ったとあり、驚きと期待感を持って読み進める。前半は共産党の歴史。予想されるシナリオなどないが、他国との関係性より自己崩壊の可能性が高いと思われる。その為治安維持にはネット情報の掌握など国防費以上の費用を割いている。大気汚染や水不足。資源問題や食糧。2017年の党大会で習近平の更なる権力集中がなされる見なされていたが、不景気が続くとそれも危ない。2021年、共産党創立100周年。混乱が続く様だと日本侵略も考えられる。東京オリンピックの後が危ない?2017/03/04

樋口佳之

7
かつてはソ連留学組。今はアメリカ留学組。/共産党って名称からくる予断を捨てて中国の支配政党と見ることが大事だと読みました。2015/10/23

koji

6
本書は冷静に客観的に理論的に「習近平の中国」を分析しており、この考え方を我が物にすることが「自分なりの中国論」に繋がると確信できました。それは、①中国の人知主義を派閥に加えて圏子(費孝通理論)で考えること、②中国の体制は重断層社会とカスケード型権威主義体制で捉えられること、③中国人のエリート意識は、近代の欧米からの屈辱を覆し王朝の栄光を取り戻すことであること、④巨大国家が大一統を続けてきたのは一体化構造(金観涛理論)にあることをもとに中国の未来を占うと漸進的民主化の可能性に期待を寄せられるということです。2016/04/11

このこねこ@年間500冊の乱読家

4
⭐⭐⭐ 一党独裁、言論弾圧、でありながら世界第二位のGDPを誇る中国を学びたくて読む。 中国の首脳陣は、ほぼトップの古くからの知り合いで占められているとのこと。 個人的な結び付きを重視する中国の価値観が感じられましたね。2020/06/11

skunk_c

4
それこそ多種多様な現代中国論が出ている中で、名声の高い著者が中国共産党を論じているというので購入。内容は中国共産党全般を歴史的に解明したと言うよりは、副題にあるように習近平路線についての理解を深めようというものと考えた方が良く、しかも「野望」という言葉よりはぐっと抑制の効いた内容。習近平が政治腐敗に強い態度で臨んでいることを強調し、漸進的に民主化が進む可能性を見ている。一方外交政策については、その強行的な面は当事国以外のアジア諸国からも警戒されているとのこと。とりあえず「定点」にはなりそうな内容。2015/10/21

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