NHK出版新書
「イギリス社会」入門―日本人に伝えたい本当の英国

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  • サイズ 新書判/ページ数 225p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140883549
  • NDC分類 361.42
  • Cコード C0236

内容説明

「女王のことをみんなどう思っているの?」「階級社会はいまも続いているの?」「雨ばかりで憂鬱になるって本当?」「おすすめの料理はなに?」。こんなベーシックな話題から、社会の真相に迫る奥深いテーマまで、イギリス人なら誰もが共有している習慣や感覚を、異邦人の目であらためてじっくり観察し、ユーモアたっぷりに解説した至極のガイド。本物のイギリスが立ち上がってくる。

目次

階級―みすぼらしい上流、目立ちたがる労働者
天気―今日も「くもり時々雨、時々晴れ」
国旗―ユニオン・ジャックは優れた輸出品だ
住宅―イギリス人がいちばん好きな話題
料理―フランス人にはわからない独創性
王室―昔、英語を話せない国王がいた
結婚―ロイヤル・ウェディングの新常識
表現―スズメバチをかんでいるブルドッグ
蘊蓄―てっとり早くイギリス通になる方法
英雄―「偉大」なイギリス人
私淑―敬愛するジョージ・オーウェル
紅茶―お茶は世界を生き返らせる
飲酒―酔っぱらいはこうして生まれる
酒場―パブは歴史、文化、伝説の宝庫だ
歴史―ぼくのお気に入り英国史
風物―好事家向けスポーツカレンダー
伝統―ニュー&オールド・ブリテン
品格―これぞ、イギリス

著者等紹介

ジョイス,コリン[ジョイス,コリン][Joyce,Colin]
1970年、ロンドン東部のロムフォード生まれ。オックスフォード大学で古代史と近代史を専攻。92年来日し、高校の英語教師、『ニューズウィーク日本版』記者、英紙『デイリーテレグラフ』東京特派員を経て、フリージャーナリストに。07年に渡米し、10年帰国

森田浩之[モリタヒロユキ]
ジャーナリスト。立教大学兼任講師。早稲田大学政経学部卒。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)メディア学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

32
▼在日英国人ジャーナリストによる英国文化の紹介本。▼日本で過ごす我々が知りたくなるような英国事情…「食べ物」「天候」「階級」「王室」「紅茶」「スポーツ」等について、ブラックユーモアを交えつつ解説している。このブラックさ加減も英国的なのだろう。▼異国で過ごす我々にっては奇異に感じることも多く、特に写真付きで紹介されている郷土料理の「うなぎのゼリー」には驚いた。また、田園地帯で地主に断りなく散歩できる「パブリック・フットパス」の存在をうらやましく感じた。▼イギリスに関心がある人には強くお勧めしたい本だ。2022/07/26

mazda

27
イギリス人って、不動産にうるさいところが意外だった。ご飯はおいしくない、なんていうのは外野が言う話で、実際にいってみるとそんなことない…、のか!?とりあえず、4時になったらお茶を飲もう!2013/10/02

サトシ@朝練ファイト

22
ある種のガイドブック。美点凝視の姿勢は素晴らしいけど、持つ人と持たざる人の差をきちんと書けるといいと思う。2018/09/15

ちくわん

20
2011年7月の本。コリン・ジョイス氏がイギリスを19の切り口で語る。階級、天気、国旗、住宅、料理、王室、結婚、蘊蓄、表現、英雄、私淑、紅茶、飲酒、酒場、歴史、留学、風物、伝統、品格。漢字2文字は、ディック・フランシスのタイトルにみえた、暑さのためか?イギリス人が少し理解できたかな、と思わせてくれる。その一方でオーストラリア人を知りたくなる。2022/07/30

kinkin

18
イギリス社会について知りたく読んでみたが、イギリスという国全体の構造や、文化、政治などについて勉強不足のため十分に理解出来なかった。 大まかなところを再勉強してから、再読したい。2014/02/02

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