内容説明
日本列島を震撼させ、未曾有の被害をもたらした3・11東北地方太平洋沖地震。それはなぜ起きたのか?そのメカニズムは?そして、その影響とは?正しい情報を踏まえ、これまで蓄積された地震研究の視点から、今回の地震についてわかったこと、わからないこと、さらには今後起こりうる巨大地震について伝える一冊。
目次
序章 ドキュメント3・11
第1章 超巨大地震はどのように起きたのか
第2章 巨大津波はどのように発生したのか
第3章 引き起こされたさまざまな現象
第4章 地震の科学の限界、そしてこれから
第5章 防災―正しく恐れる
終章 シミュレーション西日本大震災
著者等紹介
大木聖子[オオキサトコ]
1978年、東京都生まれ。東京大学地震研究所広報アウトリーチ室助教。東京大学大学院理学系研究科修了。博士(理学)。専門は地震学、災害情報論
纐纈一起[コウケツカズキ]
1956年、神奈川県生まれ。東京大学地震研究所教授。東京大学大学院理学系研究科修了。理学博士。専門は応用地震学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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