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生活人新書
ほとけの履歴書―奈良の仏像と日本のこころ

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784140883143
  • NDC分類 718
  • Cコード C0271

内容説明

二〇一〇年は、平城遷都からちょうど千三百年目に当たる年。奈良の寺院と深い交流を持ち、実際の仏像制作や保存修復に携わる名うての彫刻家であり、さらには「平城遷都一三〇〇年祭」のマスコットキャラクター「せんとくん」の生みの親でもある著者が、「奈良のみほとけ」を訪ねながら、その仏像から派生する彫刻技法や作者の思い、時代背景を縦横に見る。仏像から日本の仏教、果ては日本人のこころに迫った会心の書。

目次

プロローグ 奈良のこころ、ほとけさまのこころ
第1章 ほとけの来た道
第2章 ひかりのほとけさま
第3章 漆でできたほとけさま
第4章 木彫仏は揚子江から
第5章 南部復興を支えた仏師たち
第6章 仏像の技法研究と修復―私とほとけさまと人材育成
エピローグ 日本人にとっての仏教、そしてほとけさま

著者等紹介

藪内佐斗司[ヤブウチサトシ]
1953年大阪市生まれ。彫刻家。東京藝術大学美術学部彫刻科卒業。同大学大学院美術研究科修了。同大学大学院保存修復技術研究室助手時代の経験で得た古典技法をもとに、仏教的世界観や東洋的自然観を独自の造形で表現。2004年より、東京藝術大学大学院文化財保存学保存修復彫刻研究室の教授に就任。代表作に「童子」作品。第二一回平櫛田中賞ほか受賞多数。平城遷都一三〇〇年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」の生みの親(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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