内容説明
人気と実力で知られる落語界の5人のスターたち。彼らはどのような修業を経て真打になったのか?徹底して叩き込まれる序列への配慮と礼儀。師匠への過剰なまでの気配り。トラブルや危機が起きたときのとっさの判断と対処法。―それぞれの経験をふまえ、独自のしきたりが生き生きと語られるなか、落語への限りない愛情が浮かび上がってくる。“社会の前座たち”に贈る、一人前になるための英知の言葉。
目次
1部 密着前座の仕事―「浅草演芸ホール」での一日
2部 5人の落語家が語る私の前座修業(柳家小三治「修業の根本は、手を使い、心をこめることだ」;三遊亭円丈「好きに生きるためには、自分を殺す時代があっていい」;林家正蔵「喜んで身体を使って働くことは、前座時代だけではない人生の基本だ」;春風亭昇太「未熟であってもプロはプロ。どんな言い訳もそこにはない」;立川志らく「気を遣ってうまく立ち振る舞え。言葉を読み込み、感性とセンスを磨け」)
3部 「落語」を楽しむためのミニガイダンス―落語・落語家・修業のいろいろ
著者等紹介
稲田和浩[イナダカズヒロ]
大衆芸能脚本家。1986年頃より作家活動を開始。演芸台本、邦楽の作詞、演劇の脚本・演出などを手がける
守田梢路[モリタコミ]
古典芸能エッセイスト。古典芸能を中心に人物インタビューやルポルタージュを雑誌に掲載。『AERA』の「現代の肖像」で断続的に十数年にわたり執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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