内容説明
ハイレベルの数学教育で知られる私立灘中学・高等学校。豊かな数学的発想力はいかにして育まれるのか。厳選した10問への向き合い方と、灘中の生徒たちが実際に考え出したユニークな解法を紹介。発想法にこだわる灘式数学の真髄を明らかにする。好評の『灘中の数学学習法』に続く第2弾。
目次
1 豊かな発想力を育む授業
2 数学的発想力を養う10の問題(正三角形を活かした眺め方;置き換えによる眺め方;純虚数に気づいた眺め方;内分点に注目した眺め方;直角三角形から傾きを導き出す眺め方;整数を分類した眺め方;相似と角の二等分に気づいた眺め方;対称性や背理法を活かした眺め方;いろいろな方向から直角三角形を見る眺め方;さまざまな思いつきを総出演させた眺め方)
3 卒業生との対話―数学的発想力は社会に出るともっと生きてくる
著者等紹介
幸田芳則[コウダヨシノリ]
1953年兵庫県生まれ。東京教育大学理学部応用数理学科卒業。兵庫県の県立高等学校教諭を経て、91年より灘中学・高等学校で教鞭をとっている。現在は高校一年生を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。